スキルの性能
ついに念願の夏休みに入ったのだ。これで私はやっと自由の身だ。
夏休みなのを良いことに朝食をとって直ぐにログインした。
だがそこで1つの重要なことに気づく。
(課題やってなかった!!)
どうしようかと思いながらも取り敢えず課題の事は頭の片隅に置いといて、早速ログインした。現在の所持金はポーションを売った事により、300Gにまで増えていた。
片手剣スキルのレベルを上げに森へ向かう途中に気づいたのだが、朝っぱらからだと結構人が少ない。
ゴブリンを30分ぐらい狩った頃だろうか、突然フレンド通信が入った。
(ミユ、今時間ある?2つ目の街の守護者狩りに行かない?)
(いいよ、でも私なんかで頼りになる?)
(大丈夫、ミユがOKなら1つ目の街の出口に集合ね。)
片手剣スキルLVが3になった頃、集合場所に向かった。
――――――――――――名前:ミユ
スキル:片手剣LV3 魔力増加LV1 錬金LV2 能力付加LV1 攻撃力補正LV1
――――――――――――バック:なし
――――――――――――所持金:300G
――――――――――――出口に着いた。
いつも通る道だが緊張しているせいか少しばかり違って見える。
「お待たせ!シオン!」
「ミユ、ちょうど良かった。ポーションが不足してるをだけど余ってる?」
「うん、余ってるよ。」
「じゃあ2個程ちょうだい。」
「分かった、今出すね。」
そう断ってアイテムボックスからポーションを2個取り出した。
「足りる?」
「うん!全然大丈夫だよ!じゃあ行こっ!」
そうして、シオン達は2つ目の町の守護者を倒しに行ったのだった。
ミユはまだチートではありません。