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無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


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腹HEALTH!!!! 『私の戦闘能力(ウエストサイズ)は61です』

「ガリガリの女の子が汗だくでジムトレーニングをしていると違和感がある」


 そのようなことを趣味で格闘技をしてガチで鍛えている方が仰っていたので考えた。


 女の子は自重が無い。

 腕力体力以前に同じ腕立てでも腹筋でも男が行うのと女が行うのではその時点で違いが出る。そりゃデブなら生身の素晴らしいウェイトがついているから、ちょっと運動したらリバーウンド! リバーウンド! なことになるが脂肪だってリバウンドすると思う。まさに死亡の塊。スラムダンクという古い漫画を職場の若い子が知っていて驚いた。昔は流行った系の掲示板ネタだと思っていた。


 そんなことはさておき、デブさんの話だ。


 こういう人たちは身体を維持するために摂取最低限の糖分や塩分や水分を必要とするので結論を待たずして『痩せるはずはない』。だってスポーツドリンクを飲まなければ多分倒れるもん。すでに太っている時点で大問題。

 元々やせ気味から一気に痩せた鴉野が言う事ではないが肥満体型と言うのは戦うにはある程度の恩恵だが痩せるとか美容とか本来生物が行わないフィールドでは圧倒的に不利だと思う。美容ではなく健康なら知らんが歳とったら普通の人は肥満するし。太っていいじゃん。普通普通。


 鴉野は別に飴と水だけでも小説書いてれば飢えているのに気付かない程度であるが、話の発端となった方、ガチガチに鍛えて戦うヒトがそれをやると一日で激しい頭痛に見舞われるそうだ。要するに基礎代謝が違い過ぎるらしい。


 格闘家よりウェイトのあるおデブさんならその苦痛は半端ないだろう。本人は体重を維持したいと思っていても体は体重を維持するのだから致し方ない。デブさんの苦悩は想像するしかないが、かなり辛いだろうと思う。体験したくない、しないなら越したことがない体験だろうが。女性だとこれに加えて鉄分不足に悩むからなおさら辛い。


 何故自重で充分なのに女の子はガチガチに機械で鍛えたりするのか。楽して強くなる。なろうの主人公みたいで嫌だ。そんな意見もあるだろうが待ってほしい。


 なろうの主人公はさておき女の子が効率よく鍛えるというのは弁護したい。別に彼女たちは鍛えるために鍛えていないと思う。大部分の子は特に。


 もちろんジムに行けばちやほやされる。若い女の子は普通いないし。


 件の人のエッセイの感想欄には週刊現代系の還暦過ぎて若い娘を抱く関係の記事を盛大に勘違いしてチンコにダンベルつるしてトレーナーの娘さんに見せつけたオッサンがいるらしい。お前は冴羽さんか。若い人には解らない。ああ。エンジェルハートがあるか。


 若い娘に性的アピールをしたい色ボケ老人はまぁ元気で大変宜しいとして、女性にとって痩せるだの体型を整えるのは通過点に過ぎないのだ。彼女たちは美容の為にやっている。

 鴉野が学生時代、アブにかまれまくっているのにジャージのズボンのすそを下ろさずに素足を貫いた学友がいる。

「ジャージの裾を下げるくらいなら死んだほうがマシだ」

 あっぱれな女っぷり。当時の鴉野には理解不能だったが、今なら理解できるのだ。


 もっときれいになりたい。


 化粧を整え、身体を適度に鍛え、雰囲気づくりや言動に気を付けてもっと好かれたい。


 女性が化粧に割く諸費用を御存知であろうか。

 女性がそのためにどれほどの時間をかけて読者諸氏は綺麗と言わせているのか知っているだろうか。


 漫画『ドラゴンボール』の孫悟空は重力10倍とかそんな世界でトレーニングしてガンガン更なる高みを目指していた。

 強い奴と戦ってドキドキしたいという理由である。つまり明確な目標がある。


 しかし美貌というモノは突き詰めればきりがない。


 そもそも人間は老い衰え、崩れて死ぬのが定めである。

 それでも鍛え、磨こうとする努力。

 手持ちの素質というカードの中、努力で補う。際限なく続ける。一生だ。


 これは辛い。

 日本政府は女性の給料をもっと上げて欲しい。


 辛い道だが彼女たちはそれを楽しんでやれる。なろう主人公は人生を楽しんでいるだろうが多大な犠牲が出ているかも知れない。鴉野は女の子がキレイになろうと努力し、結果幸せになるのならそれはそれで応援したい。


 たとえ『女のアクセサリーは裏切りで出来ている』としても。


 後半女性にとって余計な一言だが鴉野の毒舌については謝る。勘弁してほしい。ではこれにて。

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