一本歯下駄と小指の支え セカンドシーズン よん?
「あれ? ボクが久々登場ですか? 最近出番ないと思ってました」
そういえば仮想人格は最近お呼びがないもんな。いや、大したことないんだけど。
「大したことなくても呼んでおっけぇですよ?! 特に美少女のファンは大歓迎です!」
相変わらずのロリコンだな?!
「Yes! ロリータ! Noタッチ!」
ええい。何処まで話しただろうな。
実はこの記事。下駄履いて書いている。
「え」
ウンコ座りしながらな。
「おい」
実はしばし便秘気味だったのが解消して強烈にウンコに。
「いってこいよっ?!」
行ってきた。スッキリ。
「そういえばスッキリな番組に出てスッキリして逮捕された人いたな」
「繰り返しますが正当なロリコンは愛でるだけでそっちはとてもとても。僕らは純情なんですよ」
「……」
俺も子供は好きだが理解し難い。そりゃそうとスッキリした。
「いや、原稿書きながらウンコ漏らす必要ないですから」
というか、コタツの前でウンコ座りで書いているけど冷静に考えたらキーボードに触れている所為でこけるワケないわな。無意味な行為だ。
「一本歯下駄を履いて執筆しても支障などはない。結論」
こら。勝手に結論出すな。仕方ない。掃除でもすっか。
「いいすね。会社休日に部屋の掃除」
下駄履いて。
「え?」
~掃除中~
「動きにくいから辞めた」
「賢明な判断です。というかやる前に気付け」
ウンコ座りは出来るが掃除って全身運動だな。床に何気なく置いた新聞紙を拾ったりすると大変。
「掃除は全身運動ですし、活動範囲を広げてくれるので痩せやすくなるっていいますもんね」
うん。意外と色々頭も使うしね。というか、あちこちに手をついて掃除なんかしたから手首痛いし。
「というか木刀振ったりしないんですか?」
やっぱ、分厚い底ゴムつけたから床や畳傷めなくなったし、立つ練習兼ねて室内活動をしてみるべきなんだと思うんだよ。
「まぁ室内なら掴む場所多いですしね」
そうそう。昔の板前さんは一本歯下駄を履いて料理つくったって話もあるわけで。
「作るんかいッ」
「卵焼きくらいなら作れるんじゃね?」
こうぶあっと油をひいて溶き卵を広げて……って。かなり立ったり座ったりするな。
「無謀ですよ」
じゃ下準備は普通にやろう。
「換気扇つけるのとか面倒ですよ。前に倒れるように手を伸ばすじゃないですか」
おお。盲点だな。
こうして考えると歩けるってとても嬉しい事なんだな。それが前進にせよ後退にせよ、人生って楽しいモノなのかもしれない。