表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

63/285

一本歯下駄と小指の支え セカンドシーズン よん?

 「あれ? ボクが久々登場ですか? 最近出番ないと思ってました」


 そういえば仮想人格は最近お呼びがないもんな。いや、大したことないんだけど。


「大したことなくても呼んでおっけぇですよ?! 特に美少女のファンは大歓迎です!」


 相変わらずのロリコンだな?!


「Yes! ロリータ! Noタッチ!」


 ええい。何処まで話しただろうな。


 実はこの記事。下駄履いて書いている。


「え」


 ウンコ座りしながらな。


「おい」


 実はしばし便秘気味だったのが解消して強烈にウンコに。


「いってこいよっ?!」


 行ってきた。スッキリ。


「そういえばスッキリな番組に出てスッキリして逮捕された人いたな」


「繰り返しますが正当なロリコンは愛でるだけでそっちはとてもとても。僕らは純情なんですよ」

「……」


 俺も子供は好きだが理解し難い。そりゃそうとスッキリした。


「いや、原稿書きながらウンコ漏らす必要ないですから」


 というか、コタツの前でウンコ座りで書いているけど冷静に考えたらキーボードに触れている所為でこけるワケないわな。無意味な行為だ。


「一本歯下駄を履いて執筆しても支障などはない。結論」


 こら。勝手に結論出すな。仕方ない。掃除でもすっか。


「いいすね。会社休日に部屋の掃除」


 下駄履いて。


「え?」


~掃除中~


「動きにくいから辞めた」


「賢明な判断です。というかやる前に気付け」


 ウンコ座りは出来るが掃除って全身運動だな。床に何気なく置いた新聞紙を拾ったりすると大変。

「掃除は全身運動ですし、活動範囲を広げてくれるので痩せやすくなるっていいますもんね」

 うん。意外と色々頭も使うしね。というか、あちこちに手をついて掃除なんかしたから手首痛いし。

「というか木刀振ったりしないんですか?」

 やっぱ、分厚い底ゴムつけたから床や畳傷めなくなったし、立つ練習兼ねて室内活動をしてみるべきなんだと思うんだよ。

「まぁ室内なら掴む場所多いですしね」

 そうそう。昔の板前さんは一本歯下駄を履いて料理つくったって話もあるわけで。

「作るんかいッ」

「卵焼きくらいなら作れるんじゃね?」

 こうぶあっと油をひいて溶き卵を広げて……って。かなり立ったり座ったりするな。

「無謀ですよ」

 じゃ下準備は普通にやろう。

「換気扇つけるのとか面倒ですよ。前に倒れるように手を伸ばすじゃないですか」

 おお。盲点だな。


 こうして考えると歩けるってとても嬉しい事なんだな。それが前進にせよ後退にせよ、人生って楽しいモノなのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ