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無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


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死んだらドラゴン○ールで生き返る に。 小説家は『面白い話をするから俺に金を寄越せ』と言うとんでもない商売だ』(百田尚樹氏談)

 今年は鴉野には当たり年だった。まぁ相変わらず暴漢に遭ったり、オフ会をしてみたり。人に頼まれれば体験談の小説化はおろかBLでも書く仕事の選ばなさっぷりの為依頼がエスカレート気味。


『高速道路擬人化で』

『北海道の大地擬人化でからみ書いて』

『地下鉄で』『宇宙規模のBL』


 無茶ブリが過ぎます。


 こういう系統の話は皆が予想するような関係だと面白くないので裏返して書いたりしなければならない。そんなことをやっているとシャチハタの蓋を見ただけでもそういうネタを考える羽目になるので酒を飲んでさっさと寝ることをお勧めします。ってね。

 翻して考える。鴉野は本当に面白い話を書いているのだろうか。まぁそこそこは面白いとは思うが、誰から見ても面白い話を書くことは大変である。


 大昔の芸人、たこ八郎の死に際は溺死という。

酔っぱらって海に入ってそのまま溺死。

『死ぬ時まで笑いを取るか』

 そのようなことを言われたそうだ。しかし彼の経歴はカッコいい。

 貧しい農家に生まれ、友人との泥んこ遊びで左目をほぼ失明。その失明を隠してプロボクサーになり、ノーガードで打たせに打たせて『効いていない』とささやき続け一気に反撃を極めるスタイルでチャンピオンになった。

 その後「チャンピオンになったら弟子にしよう」と口約束をしていた師匠に弟子入りして芸能人に。されどパンチドランカーの影響は残り続け台詞が覚えられず寝小便に悩みながらも愛される芸人になっていく。


 訃報を伝える記事の見出しは。

『たこ、海で溺死』

 座右の銘は「迷惑かけてありがとう」。


 鴉野は流石にたこ八郎にはなれそうにない。


 だが、嫌われない程度には押さえて、相応の頼まれたものを書く程度にはなりたいと思う。

参考資料:Wikipedia日本語版 たこ八郎

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