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竹槍

 参考資料 アンサイクロペディア『竹槍』の項目。

 友人の活動報告より転載書き直し。

 友人が呟いた。『竹槍』の記事が面白いと。


「じゃ、『ククク。ヤツは四天王の中では最弱……。』の最新話で一つ書こうか?」


 鴉野の提案に『是非』との返事が返ってきたので鴉野は最新話のプロットを構築しだした。

 ついでに竹槍の嘘記事も作って投稿した。こういう嘘記事は確認できない真実と嘘を混ぜるだけなので小説の練習になる。


 以下、その内容である。



『竹槍』


 (まえがき)

 こういうのは先に書いた(テンプレ作った)人が偉大であって、後から考えるやつはつまらないことしかかけないんだけどなぁ……。

 じゃ、大阪府民がアンサイクロペティアにすら書いていないことを披露して差し上げましょう。


 TAKEYARIと高槻天神。最初のスーパーロボットの建造について


 大阪は高槻市にある天神さんの社殿を構成しているのはTAKEYARIであり、学問の神である菅原道真公すらTAKEYARIの有効性を認めている。また、雷神にして剣の神タケノミカヅチはその名が示すとおり竹槍の使い手である。即ち、道真公の呪いとは雷ではなく正しくはTAKEYARIによる正義の一撃であり、雷を操るとされる伝説の魔物、ぬえの正体もまたTAEYARIである。

 社殿が竹槍で構成され、山中の高槻市中心部に位置するこの社殿は難攻不落の防御力と攻撃力を持ち、冬場に開催されるこの社の祭りにお化け屋敷が設置される(※ガチです)のはこの社殿に喧嘩を売った伴天連の悪霊共を懲らしめるためだと言われている。


 Takeの攻撃力のみを重視する愚か者がいるがコレは過ちである。

 Takeは生育が早く、周囲の植物を素早く駆逐、抹殺していく悪魔の植物として知られ、京都府ではTakeの侵略に脅えて今日でも討伐令を出している。


 つまり、道真公と時の朝廷の戦いは、知を伸ばすTakeを操る道真公に抗う朝廷の陰謀の『やり取り』、即ちTakeyariの争奪戦を意味する。


 Takeは内部は空洞にして知を溜め込むには向かぬというがこれは後の朝廷の流した謀略であり、外は堅く堅実に、中はゆるく余裕を持ち、時々節目はつめる手法を行う勉学法が極めて有用なのは周知の事実である。


 人類はこの高槻天神の攻撃力と防御力に対抗するべく、『鉄の城』マジンガーZと光子力研究所を建造。アメリカ第七艦隊と互角に戦うスペックを持つこのロボットを人類の新たな力の象徴とし、かのロボットを最初の『スーパーロボット』と呼称した。


 takeyariに対するスーパーロボットの有用性(あざとーさん寄稿)


 機動力を生かし、takeyariによる攻撃を回避することによりある程度の戦果を上げたマジンガーZではあったが、初期ロボットにありがちな装甲の不具合により攻撃を受ければ紙くずのように外装が吹き飛ぶという問題点を抱えていた。高槻天神周辺では紙くずのように描写された鉄片が降り注ぐという惨禍に見舞われ、これは後に公害認定も受けている。

 これを改善すべくグレート・マジンガーが後続機として開発されたが、決定的な改善がなされたのはさらに後続機であるグレンダイザーからであった。



 柳生一族とTakeyariの関係性


 江戸期になると幕府の指南役である柳生一族が勢力を伸ばすが、これは江戸期以前まで練習に生死の危険があった剣術の稽古に竹刀を導入し、怪我や死亡を抑えることで長期的に鍛錬を行い、一門全体の選手生命を延ばし、同時に全体の技術レベルを高めたからだと今日ではいわれているが、これはまったくの誤り、柳生の流した流布である。

 かの太閤・豊臣秀吉が戦を駆逐するべく『竹槍狩り』によって排除したはずのTakeyariを極秘に保管し、さらに欠点を解消し、安全性を高めたtakeyariである『竹刀』を大量に保有、他流派を攻撃、駆逐し、入り竹に出女の時代に合法的に所持せんと試みた柳生の陰謀と暗躍が真相なのだ。

 柳生に抗う者達の伝説は「しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん」で高名な『子連れ狼』でも語られているが、かの子供はTakeyariを装備した乳母車にて柳生に抗う。

 つまり、Takeyariを巡る戦いを漫画として誤魔化し、柳生の目をかいくぐって描いたもので、現在でもこの戦いは続いている。その証拠に現在の剣術修行でもTakeyariである竹刀、更に最新技術で作成された『カーボンtakeyari』を用いていることからでも理解できる。


 Takeyariと闘魂注入


 プロレスラーは先輩からTakeyariによる闘魂注入を行われる。

 takeyariに含まれるマイナスイオンパワーが彼らの脳内シナプスを洗脳破壊し、竹炭浄化により雑念を吸収破壊。無敵の戦士とするのである。



 Takeyariと嫌韓


 所謂韓国の文化侵略についての考察だが、これはかの国がtakeyariの有用性に気がつき、komudoなるtakeyariの扱いを行う術を模倣、Takeyariを操る最強の術、剣道のオリジナルだと言い張ったことに由来するのは言うまでもない。

 これはKen(剣)kan(管)。管状の剣を意味する暗喩であり、当然Takeyariを意味するのである。



……。

 ……。


「こんなんでいいか?」

「すごいっす。もっともっと。今度は『大阪』で」


 はぁ。住んでいる人間が書くと洒落にならないんですが。


 以下。記事。



『大阪』


 大阪の英語表記


 OSAKA。


 つまり『オサカ』である。彼らは長音や半母音を利用する知性を最初から持っていないため、一般的な人類との判別は比較的容易である。

 彼らが住まう『鎮江荘』は『TINCO-SO』(ちんこおそおう)。『万幸荘』は「《禁則事項》」として表記されることからもわかる。


 薩摩は薩摩語を作って江戸幕府を倒した故事にちなみ、大阪言語を利用し、チャウチャウと言う犬種が偏重されている。


(例文)


「あれ、チャウチャウちゃう(じゃないか?)」

「チャウチャウちがうんちゃう?(違うと思う)」


「チャウチャウちゃうやんか(チャウチャウじゃないのか)」

「チャウチャウちゃうって(チャウチャウじゃないぞ)」


 このように翻訳すると逆に理解不能になる謎暗号で彼らは即座に意思疎通を行い、おろかなよそ者を排除することを可能とするのだ。


 大阪の治安


 修羅の国・グンマーと雌雄を争うとされるが、詳細はわかっていない。

 片っ端から国技・HITTAKURIによって参考資料が奪われるからである。

 大阪府の駅前置き自転車の九割は盗難車である。


 盗難車を駅前に放り出し、そのままそれを盗んで利用するため理想的な犯罪の脚として活用されている。(画像参照)

 また、無断路駐も基本であり、彼らにとって道路は自らの駐車場や店舗の土地である。例として駅前の一等地に勝手に立てたテントがそのまま十年以上たこ焼き屋として機能し、そのまま放棄して堂々と近所でテナント営業していても許されるほどである。


 盗難車兼放置自転車の駆逐は長らく府民を悩ませる案件であったが、そのまま「禁則事項」が回収、ホームレスやニートを『奴隷』(カッコ内斜線)従業員として、駅前貸し自転車として貸し出すという荒業によって駆逐に向かいつつある。泥棒が泥棒を駆逐する。まさに修羅の国である。


 大阪の教育システム

 京都府の知的●●●の「みんなと学校に行きたい」という願いを叶えるべく、『地元集中』というシステムが導入されていた。赤派教師が深夜八時十時になっても無償で筆者のような劣等生徒や某国籍人や『禁則事項』の子弟を保留して合格が出るまで勉学を叩き込み、教師の意向に沿った地元の学校に行かせる画期的なシステムである。

 なお、反対者は思想統制として学年集会で『晒し上げを食らい』(カッコ内斜線)、数百人の生徒から感想評価を貰える人気者になることができる。Web小説のマイナー作家ならば一度は経験してみたい得がたい青春の経験となるであろう。

 ちなみに、"彼"らへの配慮のため給食代がタダであったが昨今は財政難により給食そのものが廃止された。当然といえよう。



 コレでいいかと鴉野は呟いたが、返答するものはいなかった。


 ブロックユーザー設定には御注意を。

 『1ユーザー相手』だけで約三千文字も人様の活動報告を荒らしている件について。


 ※アザとーさんより後継機についての補記をいただきました。

 ※本編は事実を基に誇張や脚色を行ったフィクションです。

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