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無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


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鴉野さん。実はモテますね?!

 某氏が書いた短編にレビューがついたらしい。


 RPG二週目で装備解禁され、最強装備であるビキニアーマーを解禁された勇者パーティ(※全員男)のお話である。面白いから仕方ないと褒めると『さてはモテますね』ということで身内ネタに発展した。

 レスをつけたいところだが活動報告に何度もコメントをするのはクソリプにもいいところなのでこの辺で発散したい。


 さて。鴉野がモテるか否かはさておき、ゴシックドレス着て女装して新宿のゴジラ広場の隅に座ってスマホ弄っていたらナンパされる。別の日には新宿のハロウィン勢集団にピックアップされかける。その後同じように絡まれている女性を助け駅まで護衛。それらを隣で見ていた知人の女子高生に『あなたがモテない理由の全て』を朝まで説教されるなどの呪いだかモテ体験ならば呪いに頼らずとも現代人にも可能である。


 今回はその辺の『ひょっとしたらヤレたんじゃね』体験を語っていきたい。


 実の所鴉野は結構定期的に女性と飯を食っていたりする。

 ネットの知人が主なものだから容姿も年齢も関係ないため中学生から主婦まで幅が広い。

 職業もちょっとセクシーな俳優、元アイドル、社長、作家、医者など幅広い。



 しかし、飯食った以上の関係になることは全くない。何故だ。


 その日、鴉野は某セクシー系の女優さんと朝までしっぽり新宿で過ごしていた。

 朝までケーキ喰ってた。彼女の驕りで。ファ?!


 いや、朝まで過ごすならもっと艶のある話になるかもしれないのだが、何となく皆で行く予定の下駄を我々だけ外されたムカつきをとりあえず居酒屋でぶつけ、あとは一泊する金を惜しんで朝まで二人で甘いもの喰って……アレ。


 うん。あれだよ。確かに鴉野は彼女に女性としての魅力を見出してはいた。

 アレ。そういう話一切していない。アレ? え、あの状況。……今思えば皆に席を外してもらったんでね? およ?!


 なんか若干ブチキレ気味な彼女に安全な男性用カプセルホテルを朝から世話してもらい知人の会社経費名目で領収書を切った上にて泊まらせてもらった。


 当然、後に知人から『うちの経費でなにやってるのですか』とお叱りを受けるのである。


「何やっていらっしゃるのですか鴉野さん」

「なんもヤッてない!」



 何もヤッていないから勿体ない。

 誰もがうらやむドリームナイト。

 正しく鴉野は夢の騎士。


 いいさ、初対面の女は普段ネットで交流があっても抱かないのがポリシーなんだ。ヒュー。


「股間が正直すぎます」

「( ゜д゜)<コカーン」


 なお、『無笑』は基本鴉野の与太であり多分実体験ではない。

 よってこれは童貞キモオタがヤンキー知人に虚勢を張っているのと同じだと思ってほしい。


 鴉野は『意外と』容姿が整っているらしい。

 そんなことを鴉野の親せきで正面から指摘するのは従兄弟の二番目の妻くらいだが。

 曰く『某国では超美形』。六畳半の自室から出る気がなく彼女の国に行かない鴉野にとっては微妙すぎる。


 彼女は従兄弟の都合で夫と共に数週間鴉野宅に泊まっていたのだが、その間『夜は若い男である鴉野に襲われる』と本気で心配していたらしい。


 なのに、その男、鴉野が全然忍んでこない。アレ?

 その時鴉野はそれどころじゃなかった。当時は毎日五作くらいなろうを更新していた。



 当時は毎日10万字くらいなろうも読んでレビューまで書いていたのでマス目を埋めることはあってもスケとかく暇はない。別のマスはかいても。


 つまり鴉野にとっては。

 異国の幼妻<<<なろう更新

 いいのかそれ。相手は一〇代である。


「いや、おそわないでしょ」


 ゆっこさんはそうおっしゃるが、鴉野にだって性欲があるので、まぁそういう機会がちょくちょくなかったわけではないだろう。その気になったらできなくはないが、普通に避ける。なぜいちいち外国に来てまでびくびくして寝なければならんのか。


 そんな息子が前述した女優さんも活躍するジャンルの映像を楽しんでいるのを見て、ゆっこさんはこう述べた。


「あれ。男の子が好きじゃないの」

「違います」


 息子さんと息子さんの息子さんはお楽しみのまま寝入った模様であり。そういうわけで鴉野に性欲がないわけでも同性愛の傾向があるわけでもない。しかし母にとっての『息子が幼な妻を襲わない理由』と重なっている可能性があるかは怖くて聞けない。



 BLはミシンを操る母親の目の前で書いているがあくまで依頼されてと母に伝えている。

 まぁBL短編シリーズは頼まれてイヤイヤ書いていたが、後になってノリノリになった。やっぱり趣味だろ貴様。


 とりあえずヤレたか。


 この辺は幼な妻であった親せきが述べている。


「目を離したら知らない女の子とすぐ仲良くなっていた。アニー(※鴉野の名前は呼びにくいとのこと)はモテるからあえて女の子に無理やり迫らないのね! 二ホンのサムライって本当に紳士だわ!」


 従兄弟の妻よ。確かに鴉野はあなたたちに付き従い京都観光を堪能し、ついでに『向こうでは美男子なので写真売る』に付き合い、その過程で道に迷った女性と話して鳩を追って遊んでいたのは事実である。


 が、その瞬間における鴉野脳内は。


 鳩>若い娘


 である。

 はとかわいい。


 いや、そこは女の子ナンパしろよ!



 鴉野VS鳩


 Q.ヤレたか?

 A.種族が違い不成立。


 今回のお話の発端。

作品名:強くてニューゲームなら男でもビキニアーマーが着られるって言うから

作者:結子さん

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