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アレンジャーに食卓は任せられない(200文字)
200文字小説として投稿。統合しました。
昨日の飯は酒かす汁。
ご飯に卵を落としてかきまぜてからラードしいて共に炒めてチャーハン。
俺みたいな下手くそな腕でも美味しくできた。
「そうだ。酒かすでチャーハンを作ろう」
味醂、酒かす、おからでケーキも作れないものか。
勝手な妄想は膨らむが大抵美味しくない。
「おかん。酒かすのこってないか~?」
「しばらく使わないだろうから捨てた~」
我が家の飯は明日も安泰だ。
『甘酒に緑茶割りは案外美味いな。これを』
懲りろ俺。




