表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

134/285

待つ系サイト 年収1500万円40歳以下、証明書アリは257人

 鴉野はガチ富裕層な男の人の実態を調査するべく、ガチ婚活系サイトの男性プロフィール、年収1500万クラスを検索してみた。


 いくら男女平等の世の中でも男だったら結構いたりする。


 具体的に言うと北海道の農家だったら大赤字でも収入だけなら1000万円超えていたりする。この場合支出は考えないで良いので楽だ。


 他にもいろいろあるが、とりあえず証明書程度は女の子は見るだろうということで証明書あり限定で年収1500万円クラスを調査しようとした。


 257名も出てきた。多いわッ?!!!!!


 この中で読者さんからみて面白い人を探さないといけないのだろうか。

 正直、貧乏人のやっかみみたいな記事を鴉野は好まない。


 持つべきものを持っている男や女は相応に尊敬すべきだ。

 しかし多すぎる。仕方ないので本当に一部のみ調査する。


 偏ってしまうのは致し方ないが、なるべく若い人のほうが需要があるだろうからそちらから。


 三十代医師。

 相手には特に何も求めていない。髭の長身イケメン。

 自身は無宗教だが、相手の宗教には複数の指定がある。

 仏教系の宗教になにか嫌な思い出でもあったのだろうか。


 三十一歳作曲家。

 相手が四十代でも気にしない。

 教養のある外人さんがお好みっぽい。


 ぱぱっと数人見てみると長身(少なくとも170は超える)イケメン、細身となんかスゲエなとか素直に思える。


 四十歳会社経営者。

 結婚相手は三十五歳くらいまでで希望。

 ぶっちゃけ年収の割に野暮ったい。服装も然りである。

 仕事一筋なんだろうなとか思う。


 四十歳トレーダー

 人生に疲れ切った顔がすべてを無にしている。


 こういった層はなんか複数の会社を持っていて、暇がありゃジムで身体を鍛えてとかそういった生活が透けて見える。

 持っているヤツは持っている。そしてその持っているもので更なるパワーアップを図る。納得である。


 ちなみに鴉野の描く主人公にワープアが多いのは金持ちの生活が想像できないからだ。Sは金持ちと言えば金持ちだが、鴉野に言わせれば『苦労人』である。

 鴉野の面倒を幼少からやっているのだからなおさらだ。自分で言うな。

 どうやら若くして成功を収めている人たちは文武両道でガタイも良いみたいだ。

 週五回ガチガチに運動してボディビルダーみたいになっている金融業のアメリカ人がいた。


 運動しすぎや。健康になりすぎや。逆に心臓に悪いよッ?!


 趣味や嗜好は本当にバラバラ。


 ラノベや漫画、アニメが好きな人もいるし、ガッチガチに仕事関係の本しか読まない人もいる。

 かとおもいきやそのきっかけは元はといえば看護師で収入のない人にたくさん触れて世の中の貧困そのものをなくそうと思い立ったからとか凄い人もいる。


 多趣味なのはレーダーが広いからの結果論で、別にアニメを見ているから金持ちになったとかそういうのではないと思う。逆もそうだが。


 調べてみて思ったことは。


『あんまり面白い突飛なことを書く奴はいない』


 この一言に尽きる。


 正直1500万も年間に稼ぐ男たちはさほど相手に求めるものはないらしい。

 かといって我儘放題が許されるわけではないと思う。


『俺はこんな男だが、ついていける。支えることができる女なら喜んで』


 こんな意図があるような印象がある。


『俺が黙っていても察することができる女』


 そんなテレパシーを持つ女はなかなか貴重だ。


 あと、中国台湾の富裕層の子弟もチラホラ。時代を感じる。


 こんな記述があった。


『贅沢を言える立場ではありませんがそれでもあえてお願いします。

私のことを気にいってくれる方。

末永くあなたとお互いを知りあっていきたいと思います』


 三十三歳会社役員。

 相手の年齢は十八歳から四十歳希望。

 もちろん長身イケメンである。


 君はもっと贅沢を言っていいと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ