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無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


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それいけはろうぃんぱーてぃ

 婚活パーティサイトというものがある。


 大抵は男女ともどうしようもない売れ残り揃いで、参加費もバカ高い。

 ついでに和気あいあいと料理作って飲み放題と思ったらピザ一枚作って酒一杯しか出てこないショボイ催しもある。


 それでも飲み放題であれば異性と3000円から8000円以内で相応に遊べるので悪いものでもない。その日の企画は『ライブハウスで婚活ハロウィンパーティ』。仮装推奨であり、仮装していけばちょっと優遇される。らしい。

「じゃ、参加しよう」

 そもそも鴉野、ライブハウスなる場所にいったことが無い。純粋に興味がある。

 地元の田舎町にはちゃんとライブハウスがあるにはあるのだが学生時代は不良の巣窟というゆっこさんの思い込み(※間違っていない)、社会人になったら何をいまさら、この歳になったら学生たちの迷惑だろうと思って行ったことが無かったのである。

 まぁ行っても不自然ではない。単純に職場が還暦過ぎばかりで気持ちが歳とっているだけで、鴉野の性格はどちらかというと幼稚に分類できる。


 鴉野はさっそく参加希望を出した。どうせ遅刻すると思い一時間前に駅についていた。服の下は骸骨である。肉の上に骨がある不思議。

「あれ? どこだ」


 鴉野。もとい骨野郎は駅名を微妙に間違えていた。またか。

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