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無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


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襲撃 襲撃 また襲撃 ~肩が抜けても殴り続け、腰が抜けてもおねえちゃんに軽口を放つ日常~ ぶっ殺す!VS轢くぞコラ!

 鴉野の会社の残業代はボディーガード代金でも含まれてるのかとある方に質問された。確かに、ボディガードがほしいところである。

 いや、もう店長やらないから不要だが今の店長につけてあげてほしい。

『ストリートファイターで新キャラが参入されそうなエピソードで、もう読みながら「兄貴パネェ!!」と拳をにぎりました!』

 などと言われる鴉野だが鴉野があのゲームのキャラと戦えば即死する。あいつらマーヴェルキャラと戦える人材だし。


 しかし。


『肩が抜けても、アバラが折れても動き続けるというのは俺が知っている限りじゃターミネーターくらいしかしませんし、しかも残念ながらフィクションの産物らしいんですよねw』


 ターミネーター……。

『この話の前に「S」の暴走がすさまじいことを知っていて、鴉野さんがそれにだいぶ痛い思いをしてきたことも知ってますが、アドレナリンの恐ろしさを読んでいてすごく感じます』


 アドレナリンは怖い。殴るほうも怖いが殴られるほうもパーになっているし。


『執筆しているときもアドレナリン出てお腹減らないから、ウェストが女性並みに細いのかもしれないですねーうらやましい!』

『読んでいて、すごく爽快だった部分がありまして最新話(166話)のラストで残業代ないけど働けのくだりで

 >残業代払わないなら、残業しないし、意地でも時間通りにかえってあげます

 ここからのセリフ! これは後に「少佐演説」ならぬ「兄貴演説」として多くのカラサー達に語り継がれるでしょう! ジーク兄貴!(`・ω・́)ゝ』


 うーん。うーん。喧嘩ストリートファイトねえ。


 喧嘩と言うなら鴉野のほうがDQNドキュン行動をとった話であり、恥を話すことになる話をせねばなるまい。今回はそんな鴉野の恥の部分である。


 以前鴉野が皮膚がんのようなほくろの件で入院した話の中で酔っ払いに襲撃されたことに少しふれていたがその話をせねばなるまい。というか。なんど襲撃されたり襲われたり殴られたりしているんだ。鴉野。


 鴉野は入院準備をしていたがその時期は鴉野以外に閉店業務を行える人材がいない時代だった。仕方ないから社長一家の皆さんに代ってもらい、鴉野は珍しく完全なる休みを取ることができたわけだがだからと言って当日でない限りは手術前であり、元気であるので閉店業務を行わねばなるまい。

とはいえ、今回は語れることはあまりない。素早く閉店業務を15分以内に終わらせた鴉野はさくっと自転車に乗って帰路についたのだが。


 鴉野の帰宅コースには大型スーパーの駐輪場という実に暗くて痴漢が隠れるには好都合な困ったコースがある。そこに身を隠している不審人物を鴉野は発見した。

『何見とるんじゃ』

 そういって追っかけられた。またかよ。


 自転車に乗っているので逃走を図る鴉野。

 その背後から『逃げた逃げた~! ヘタレ!』とぬかす不審人物A氏。

 挑発に乗ってキレた鴉野は『はい?!』と言って方向転換。

『オラオラ。轢くぞコラっ!!』

 今度は逆に追いかけた。

 迎撃する不審人物A氏は鴉野に向かって逆ライダーパンチ。


 あの。鴉野よ。

 君は未来に自転車安全資格を取ることになるのだぞ。

 軽車両で人を煽ってはいけない。絶対ダメだから。それ犯罪だから。


 そんな真夜中の珍妙なやり取りは。


『ばーかばーかww あーほーw 追いついてみろ~!』

『このダボがぁああああああああっ?!』


 入院の手間が省けてまことに結構なことである。


 鴉野は次の日。病院で手術を無事に受けることができた。

 しかし、口裂け女並に脚の速い酔っ払いだか不審人物だか性犯罪者予備軍だったことを鴉野は記憶している。

※ 当作品、『無笑』はたぶんフィクションです。

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