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  作者: 青鷺 優
9/22

独白

物語の中では足しか進まない

登場人物は限られた情を持ち、進んでいく。


終わりを迎えたくないのに

読む手は終わりを知らない。

私が独り言を放っても

読む目は感情を知らない。


頁が結末を迎えようとしている。

悲しくも、嬉しくもあるような。


歩んだ頁はもう戻らない。

埃を被って二度とは見れない。


独り言を放っても、宙に放られるのみ。

後は何も残らない。


喋る口も、歩むストーリーも白紙を迎え

独白はついに終わった。


正当な評価をされることもなく

後に残る人の糧へと。



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