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果て
田園風景に飲み込まれた一つの女子は
すくんだ足とへっぴり腰で鍬を持ち
朝から晩まで、死を眺め
死に物狂いで仕事を続けた。
通りかかった人々は笑顔を持ち
気にかけることなく通り過ぎる。
まるで道に外れたゴミのように
群れを逸れた鳥のように
見ても見ぬふり。
救えたらどんなにも良いだろうか。
広く流れた加工の淵には
彩られたかのように緑色の草が
波を描くように揺れていた。
草に溺れた女子の姿などもう見えず
最後まで表情は呪われたかのように
漂白であった。
今回で詩の作風が変わったことを気に、新たな詩集を作成します。何卒よろしくお願いします。




