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  作者: 青鷺 優
14/24

割れた酒は葡萄酒であった。

割れたガラスの匂い

消え去った血と涙の感触

微かに見える葡萄を噛み締めた。


酔いしれた自分は

心の中で張り裂け

注いだグラスは沈み

密かに悲しみを迎えていた。


酒の肴には人

人の肴には酒


高貴なる葡萄酒を称えた夫人は

酒に飲まれ、奥底へと亡命していった。


私もその一人。

楽しく酒に飲まれては、淋しく朝を迎えた。

胸に残ったのは情景。

胸に残ったのは埋められもしない怒り

胸に残ったのは依存。


ワインセラーには空虚が存在していた。

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