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09.魚心あれば水心!ポロリもある……はず?

 決戦の土曜日、これで舞台は整った……訳なんですけども。


なんでしょうね、この男子三人の顔ときたら。


「おー、相庭すげー。後で写真撮らして、売るから」 


「鈴木君、夏休みを延期したいって言うんなら――」


「嘘です冗談です」


 まあでもこれがフツーの反応でしょ、女子の水着に喜んでこそ夏の男の生き様ってもんだろ。


それに比べてまー明石君と笹原君のビッミョーなこと。


いや笹原君はいいんだけどね、鼻の下伸ばすようなキャラじゃないし、例えそうだとしても好きだし。


問題は隣の男ですよ、なんだその顔。


「明石君、喧嘩売ってんなら――」


「いやいやいや!そうじゃなくて……相庭、それヤバイっしょ」


「何が?」


 この日の為に吟味に吟味を重ねた勝負水着だ、これに文句をつけるなんて夏の男として(以下略)。


 ……そんなにマズかった?


ビキニだけどそんな生地がうっすうすでもスッケスケでもピッチピチでもないんだけど、ある意味至って普通。


ワイヤーブラで胸の谷間は綺麗に整えた上で自己主張させてても、水色生地にブラウンで花の刺繍がしてあってブラのフロントとショーツの両脇にリボンが付いてる、だけ。


笹原君のやったねバッチリ好印象!的な反応を期待した訳じゃないけど、とりあえず好みに合いそうなのはこの辺のシンプル系かなあと思って勝負かけてみた。


なんかマズった?失敗?敗北?


うわあああああああコブ付きとはいえファーストデートにしかも水着で失敗とか有り得ねえええええええええ!


「いや、超目立ってる」


「……ああ、別に気にしないから大丈夫」


 着替え終わってからここの中央の集合場所に来るまでナンパの類には数件遭ったけど、ふふ、笹原君を追いかけてこの数ヶ月で鍛え抜かれたこのスルースキルは伊達じゃないぜ(普段は主にされる方ですが)。


「そういう問題じゃ」


「笹原君、早速泳ぎに行こう!どれから行く!?ラブラブウォータースライダー!?」


「却下。二人用をラブラブとか勝手に変換すんな。とりあえずその辺泳ぎに行こうぜ」


 スタスタと歩き出す笹原君を追いかけて私達も後に続く。


ううん、すでに夏真っ盛りって気温だというのに何と言うクールボーイ。


そしてゆっくり入ったプールもクール、うわーなんかテンション上がって来たー。


 市民プールと言えど侮れないくらい色々遊び場所があっていいなあ、あれこれ目移りしちゃいそうだ。


女子一人でもあれなんで頼子とアキちゃんを誘ったんだけど、頼子はお父さんの田舎行っててアキちゃんは楽しい調教ライフ中(深くは考えまい)だとかでお断りされてしまった……残念。


笹原君にくっ付いてすいすい泳いでキョロキョロしてると、笑いを堪えているような視線をぶつかる。


「ガキっぽいって言うんでしょ」


「いや。なんでか水入るとテンション上がるよな」


「だよね!そういう訳でラブラブウォータースライ」


「却下」


 せめてダーまで言わせてダーリン。


「お前ってさ、なんか苦手な事ねえの?」


「うん?」


「や、泳ぎも出来るみたいだし」


 だから泳げると言ったのにな、さては信じてなかったな。


しかし苦手と言われても……苦手ねえ、爬虫類も昆虫類も両生類も触れるし、雷も地震も平気だなあ。


うーん?勉強もそんな苦手でもないし……何かあったっけかな?


「そんな首捻るような事かよ。なんもねえの?」


「あ、あった!裁縫苦手!」


 あれ、がくっと笹原君の素晴らしいフォームが乱れた。


「なんだそりゃ」


「苦手って言うから答えたのに。昔からどうもあれは苦手なんだよね」


「お前あれだけ料理出来るんだから不器用ではないだろ」


 ところがどっこい、ですよ。


料理と裁縫じゃ器用の方向性がこれでもかと違うらしい、中学の時までの裁縫の授業には全く苦労させられた。


何せミシン使えば真っ直ぐ行かないどころか指を縫う始末だし、針を使えば最終的には布が赤く染まる羽目になるし、もう全然いいとこなしで挙句先生には「そこで絡まった糸を解してて」とか言われたっけな。


それを言うと笹原君にとてつもなく怪訝そうな目で見られる。


「お前、やっぱどっかズレてんな」


「あ、でも笹原君の嫁になった暁には裁縫学校に通ってでも習得する所存!」


「……嫁は置いとけ」


「ほっとけない!」


「あーもう行くぞ!」


「待ってぇー」


 こんなやり取りも楽しい今日この頃です、えへっ。


 後ろを見れば明石君と鈴木君が向こうの方で泳ぎながらこちらに気付いてひらひらと手を振ってくれる。


うん、それは「ガンバレよ」の意と受け取った、その厚意無駄にはすまい。


 手を振り返して先を泳ぐ笹原君の後を追おうとしたけど、妙に込み合って来た所為でなかなか思うように泳げない。


というより人にぶつかりまくってて泳ぐんじゃなくてすでに歩いてるよ。


うーわあ、笹原君を見失うー、アンテナ発動!


「わっ」


「あ、悪い。大丈夫?」


「いえ、こちらこそ」


 またしても人にぶつかって、一刻も早く笹原君を追わねばという状況で、水を掻こうとした右手が掴まれた。


なんじゃこいつ。


「ごめんね、お詫びにジュースでも奢る」


「結構です」


「遠慮しなくていいよ」


「遠慮じゃなくて、不要」


「ははっ、まあそう言わず」


 はは、話通じてない。


ていうかそれどころじゃないんだって、早く追いかけないと笹原君が行ってしまうー。


で、手を離せやこのボケが。


 人の手を掴んだこの物体を水の中でどうにかしてやろうかと一瞬思案した後、見上げたそいつの顔が奇妙に歪んだ。


あれ、こうして見るとこの間親父様が見てたバラエティーに出てる芸人に似てるな。


……そうじゃなくて、何?


「ぃっ」


「俺の連れだ、失せろよ」


 背後から芸人もどきの腕を掴んだらしい笹原君のひくーい一声に後ろを振り返ったそいつはぎょっとして逃げて行った。


「ありがとう笹原君、感謝の気持ちをここは一つ抱き付くという行為で表したく思」


「ケッコウデス」


 うーん、一体どこからさっきの会話を聞いていたのか、スナップが効いてるわ。


「じゃあお礼にジュース奢る」


「さっきの野郎と同じ手口じゃねえか」


「あれと一緒にされちゃ困りますぜ旦那。ジュースがダメならコーヒーでも」


「わかったわかった。一旦上がるぞ」


「イエッサー」


 よし、これでいつぞや奢って貰った借りは返せる。


惚れた男にも基本ワリカン主義、それが私。


どうも昔から家計簿つけてたもんだから、ちょっと金銭観念は強くて嫌なんだけどね。


 プールから上がってみると益々人が増えて来たなって印象だ、まあ夏休み入ってすぐの週末だしねえ。


それに日差しも強くなって来て、上がってみると結構すぐに喉が乾いている事に気付く。


ちょっといいタイミングだったかも、これからまだまだ泳ぐんだし。


「笹原君、何がいい?」


「コーヒー」


「承知!じゃこの辺で待ってて、買って来るから」


 腕に巻いた小銭入れを取り外しながら売店の列に並んで、そういえば明石君達には何を買おうかと吟味する。


二人共コーヒーでいいかな、前に同じ物飲んでたから。


自分のはどれにしようかと店の上にあるメニューを眺めていると、脇のワゴンでラムネを発見。


おお!夏と言えばやっぱあれですよね!よし、早速購入。


 三つのコーヒーと自分の分のラムネを抱えると妙にウキウキして足取りが弾むわ。


ラムネの瓶がレトロなのがまた嬉しい、これ一番中のガラス玉が綺麗に見えると思うんだよね。


「おっ待たせー、これ明石君達の分、同じの買って来ちゃったけど」


「ああ、サンキュ。……あ、それ」


「ラムネ?あ、こっちのがいい?」


 どこか懐かしそうに目を細めたて頷いた笹原君にラムネを渡して、それからプールの方に戻って明石君達にコーヒーを手渡してから、脇のベンチで並んでコーヒーとラムネを口に傾ける。


「お前コーヒーでよかったのか?」


「うん。何でも飲めるよ。笹原君、ラムネ好きなの?」


「特別好きって訳でもないけどな。……夏になると、思い出すって言うか」


「あー、わかるわかる」


 プールを挟んで向こう側のベンチで明石君達がコーヒーを飲むのを眺めながら私も頷いた。


夏は本当に定番だったなあ、昔は近所のスーパーでさっきみたいに店頭でワゴン売りしてて、友達と夏場遊ぶ時は片手に必ずラムネがあったっけ。


誰が一番泡を噴き零さずに飲めるかとか、よく競争したなあ。


「私開け方上手いよ、貸して」


 笹原君の手から受け取ったラムネ瓶の口に蓋を装着して、ベンチに瓶を置くなり上から蝶のように舞い蜂のように刺す!……じゃなくて力任せに押し続ける。


ぷしっと音を立てて瓶の口に湧き上がって来た泡はそのまま噴き出す事無く下の方へ戻っていった。


「はいどーぞ」


「上手いもんだな」


「昔友達と競争したり選手権を開催してたからね」


「お前もよく飲んだのか」


「夏休みとかはもう友達とラムネ片手に公園が定番だったよ」


 本当に懐かしいなあと感慨深くなっていると、ふと視線を感じて横を見れば笹原君の目とぶつかる。


ちょ、やっぱりいい体してらっしゃいますねとか色々考えないようにしてるんだからっ、……って何?どうしたの?


「笹原君はしなかったの?」


「……ああ、俺は、しなかったな」


「やっぱり道場ばっかりだった?」


 嫌で逃げ出しても押入れに閉じ込められる反撃受けるくらいだもんなあ、なんか道場漬けの日々を送っていたっぽい。


「ジジイに聞いたんだろ。俺はまだずっとガキの頃は嫌で逃げ回ってばっかだった」


「へえ、そうだったんだ」


 それはまたちょっと意外だ、今じゃ笹原君は剣道が好きなんだなって凄く伝わって来るくらいなのに。


それがわかったのか笹原君はプールを眺めながら苦笑した。


「嫌だっつーのに無理矢理やらされて、あの頃楽しいもんなんかなんもなかったな」


 勝利は泣いてばっかりじゃった、そんな直刃さんの言葉が脳裏に浮かんだ。


思わずがっとベンチから立ち上がる。


「これからはさ!楽しい事一杯出来るよ!えーと、ほら、ラブラブウォータースライ」


「それはナシ」


 くっ、だからダーまで言わせてマイクールビュティー!


「なんかお前は想像出来るな。今と同じでめちゃくちゃなガキだったんだろ」


 同じってのが引っ掛かるけど、ベンチに座り直しながら頷く。


まあ否定は出来ない、親父様は当時からアレだし私は特に疑う事もなくやりたい放題毎日を謳歌していた。


それが世界の全てだと思っていた頃、友達に囲まれて母親はいないし親父様は面倒でも楽しい思い出しか蘇っては来ない。


あの初恋の、たった一つの後悔を除いては、だけど。


 だからこそ、楽しい事が何もなかったなんて言う、そんな言葉がなんか胸にずんと来た。


いや、むむっと来た、かな。


「めちゃくちゃだったよ。もうさ、休みともなれば毎日友達と遅くまであっちこっち走り回って泥だらけで。で、帰って自分で洗濯するの」


 笹原君ははははっと声を上げて笑った、その大きな手の中にすっぽり入った瓶の残り少なくなったラムネがゆらゆら揺れてる。


「遅くないよ、全然。もう高校生だけどさ、これから楽しい事幾らだって出来るよ。海とか山とかさ、色々行こうよ」


 私は再び立ち上がって鈴木君と明石君に向かってこっちに来いと大きく手招きした。


訝しげにしながら飲み終わったらしいコーヒーをゴミ箱に捨てて二人がやって来ると、目の前に立つ二人に向けて両手を胸の前に開いてみせる。


「何?」


「こうなったらさあ、目一杯楽しもうと思って」


「は?いやだから、二人きりにしてやって――ぅわっ!」


「ぎゃあ!!」


 にこにこと笑いながら、首を傾げる二人の肩をどーんと押してみる。


突然の事に二人は抵抗もなくそのまま後ろのプールへ背中からダイブ、いやコントみたいにお見事な。


「コラー!飛び込み禁止ですよー!」


 監視員さんが怒鳴りながら歩み寄って来るのに、私は残りのコーヒーを飲み干し笹原君にも促して空になったカップと瓶をゴミ箱に放り投げると、続いてプールへダイブ。


「うわ、追っ掛けて来る!逃げろ!」


「相庭ぁっお前の所為だぞ!?」


「あははははっコワー!捕まった人が帰りアイス奢りね!」


「何がしたいんだよお前はっ……ってヤベ、早く逃げろ!」


 日に焼けた監視員さんがプールに入って追いかけて来るのに、私達は長い事笑いながらあっちこっち逃げ回って泳ぎまくった。









「つっかれた……マジ吐きそう俺」


 だらしないなあ、鈴木君は。


運動部じゃない明石君だってけろっとした顔してんのに。


「オイ鈴木、俺かち割りで」


「俺ボーリボーリー君」


「私バニラソフトー」


 市民プールを出て近くのスーパーの前で一斉に鈴木君に向かって三つの手が差し出される。


「俺かよ!ていうか捕まってねえしっ」


「お前がケツだったろ」


「ほらペナルティ付けられたくなかったら早く行けって」


「いーちにーいさーん」


「イジメカッコワルイ!」


 言いながらスーパーの中へダッシュして行く鈴木君を微笑ましく見送る私達。


私の分くらいのお金は出してやるかな。


「しっかし授業でもやらねえくらい泳いだなあ」


「俺明日筋肉痛になりそ」


「余すとこなく堪能したよね、市民プール制覇ー」


 二人用のスライダーが出来なかったのは残念無念ではありますが。


でもまあ、笹原君が笑ってたから、いっかなあなんて。


「あの時の鈴木の顔思い出すと夏休み中はウケそうだ」


「あれは酷かったな、アイスの袋に転びかけた後お姉さんの胸に顔から突っ込んだ時がもう最高潮」


「所謂ラッキースケベってやつですね、わかります」


 頼子曰くフツーのいい人であればあるほどそういう機会に恵まれるものらしい、無欲の勝利?


ああああああああああああああああそんな事やっててポロリ忘れたよ!!なんて事だ!!


くっ、これが無欲と強欲の差か……っ!羨ましいぞ鈴木君!


今からポロリしても通報から逮捕コースにしかならない!


「お、戻って来たな、ラッキースケベ」


「おかえり、ラッキースケベ」


「あ、私の分は払うよ、ラッキースケベ」


「なんなんだよおおおおお!変な称号付けんなよおおおおおおお!」


 半泣きでアイスを手渡して来る鈴木君に明石君が笑う、笹原君も笑う。


笹原君が笑って、私は嬉しくて、笑う。


相手に合わせるんじゃなくて、引き込まれて、そうなってしまうんだなあ。


「で、次はどこ行く?」


「ん?」


「海とか山とか、行くんだろ」


 かち割を食べながら、そっぽを向いてそう言った笹原君に、思わず私は鈴木君と明石君に目を向けた。


すると二人はにやりと笑って頷いている。


 なんだろ、胸が痒いって言うか……むずむずする。


でも全然悪い感じじゃない、むしろ何か叫び出したいほどハイになって来る感じ。


「うん!えっと、海!」


「また水着系かよ!お前は自覚がなさ過ぎる!」


 怒られた……でも露出なる武器は使わねばなるまい、戦う乙女としては。


「相庭、一秒でも目ぇ離すと声かけられてるし、面倒だから山とかにすれば?」


 その言い方はどうかと思うぞ鈴木君、お前が助けてくれた訳じゃあるまいし。


まあ面倒は面倒なんだけど。


「えー、じゃあキャンプとか?」


「泊まりか」


「あ、俺兄貴が車持ってっから、遠出出来るぞ」


「うちにテントとかキャンプ用品ある」


「……んじゃ、それで」


 そう言って背を向けてしまった笹原君を見て、私はなんだかわかんないけど顔からぼっと火が出るくらい熱くなった。


な、なんでだ?恋心ってやつは本当に理屈がわかんないなっ。


しかも目頭まで熱いぞ、なんで!?


「よかったなあ、相庭」


 ニヤニヤして言った明石君と鈴木君に、私はなんでか泣きそうになったまま、笹原君の背中を見て頷いた。









 夕方になっても日差しが強い、でろんと融けそうなのはでも日差しの所為ばっかりじゃない気がする。


笹原君とキャンプでお泊りがこうもホイホイお約束出来てしまうなんて…………どこでフラグ立ったんだ?夏の魔力?夏、恐ろしい子!


「ただーいまー」


 ああ今日ばかりは暑苦しい親父様の顔を見てもアイアンクローくらいで許せる気がする。


「ユー!」


 家に入ってすぐそんな声がして、YOU?という発音に首を傾げた瞬間、どすんと体に衝撃を受けた。


圧迫される中見上げれば金色。


「ユー、アイたかった!」


 そう言って私に抱き付いて来たらしい人物は顔を上げにこりと笑う。


薄い色の金髪、今日の真っ青な空のような青い目、やたらと整った顔立ち、私より頭一つ半は高い身長。


……外人だ。


「ユー、I Love――」


 ――……。


「悠、帰ったのか?今客が……何床で寝てんだ、テッド。日本じゃ布団で寝るもんだぞ」


「こらそこのニート、これ何だ?」


「あばばばばばばばアイアンクローあばばヤメテあばばばば俺のあばば連れのあばばばば息子ばばばばばば」


 ぎりぎりと頭を締め付けた手を外すと、床に転がった物体を改めて見下ろす。


私にキスしようなんざ百万光年早いわ、雑魚が。


「こいつの親父達も来る予定だったんだけど、これから裁判になるらしくてなあ。息子だけ送って寄越した。テッド=バーロウ、お前と同じ16だっけかな」


「……て事はこれはこれからここに……」


「そう、休みの間は一緒に住むから。よろしくメカドッあばばばばばばばばばば」


 こんな不審人物と一緒に住め……だと?





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