懸け橋
白い部屋の奥深く、古いSF映画の様な電子機器がぽつりと置かれた、ベッドに似た場所。
僕の重く不安定な足は、透明な自動トビラをまたぎながら、そこへと向かう。
「……久しぶりだね」
――僕は、君に会いに行く。
冷たい温もりに、想いを乗せながら。
※共幻文庫様の短編コンテスト参加作品に、加筆・修正を行ったものです。
僕の重く不安定な足は、透明な自動トビラをまたぎながら、そこへと向かう。
「……久しぶりだね」
――僕は、君に会いに行く。
冷たい温もりに、想いを乗せながら。
※共幻文庫様の短編コンテスト参加作品に、加筆・修正を行ったものです。