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戦闘文官の平和な?誘拐生活3

ナルフィーラさんの膝の上は

昔、無理矢理座らされた。

子供だったダウリウス様のものより

広い、当たり前だけど。


「ヒフィゼ傭兵ギルド長に大体先を越されてますね、あと、何をされたんですか?」

ナルフィーラさんが言った。

「重りがわりに抱き上げられたり。」

ちび幼児を子供が赤ちゃん抱っこ。

萠られたらしく写真多数あり。

「寝技かけられたり。」

押さえられて苦しかった。

そのあと人工呼吸って何さ。

息してるよー。


「ヒフィゼ傭兵ギルド長、抹殺したいですね。」

ナルフィーラさんが物騒なことを言った。

「受けてやろうか?依頼。」

ゼデフォーラ王女が言った。

一応王女でいいらしい。

「やめてください。」

ダウリウス様は主家なんです。

「考えておきます。」

ナルフィーラさんはそう言うと私に大人なキスをした。

なんかなれてきた。

「戦闘文官、いい加減諦めたらどうだ。」

ゼデフォーラ王女が言った。

「諦める?」

何をだろう。

諦めてされるがままじゃないですか。

「お前がナルフィーラの嫁になれば活用方法がもっとある。」

ゼデフォーラ王女が言った。


この人は武力面で私に負けると思われる

ナルフィーラさんの護衛らしい。


誤解だよ、筋力はあっても、体術得意じゃないし。

私、文官で戦闘のプロじゃないもん。


「早く、ウィリラーゼ家の嫁になれ。」

ウィリラーゼ家が王家の名前なんだよね。

ゼデフォーラ王女になんで言われるんだろう。

「私と共に海賊退治に行こう。」

ああ、やっぱり誤解されてる。

私は通常のグーレラーシャの女じゃないんですよ。

戦闘嫌いなんです。

「叔母上、ラズデアナは平和主義者なんですよ、怯えさせないてください。」

ナルフィーラさんがそういって

私を守るように抱き込んだ。

「グーレラーシャの女が平和主義者だと?しかも戦闘文官だぞ、デリュスケシ海域で有名な。」

信じられないと言う目で

ゼデフォーラ王女は私を見た。

仕方ないじゃないですか。

私の前世は平和惚けした日本人なんですよ。


ケレス森国での食生活は

森の恵と海の幸と野菜で成り立っている。

パンが穀物系なのはつらいけど

料理はしょっぱくなくて美味しい。

全部ナルフィーラさんに食事介助されてるけど...あーんはよくても、口移し辛い。


「ナルフィーラは思いをとげたのか?」

ゼデフォーラ王女が言った。

「昨夜は泣かれてしまって...抱き込んで寝ただけです。」

ナルフィーラさんが言った。

だって怖いです。

「まあ、それでいいならいいが...着せ替えは楽しんだようだな。」

ゼデフォーラ王女がニヤリとした。


まあ、抵抗しました。

なんで美形な男性に着せ替えされなきゃ

いけないんですかー。


...天鉱合金の鎖が憎い!


押して知るべしですよ。


「今日もフリフリか?」

ゼデフォーラ王女が言った。

「ラズデアナが可愛いもの好きなのはリサーチ済みです。」

ナルフィーラさんはそういって私のはいてるスカートのレースを持った。

「ケレス森国の衣装も似合いそうだけど、クレシア風が好きならそれでとうしていいんですよ。」

ナルフィーラさんは言った。


クレシア風なのか。

アンネ王太后様の故郷の

帰れたら行って見たいな。


ああ、現実逃避。


「だいぶ、もめたようだな、いつ介入しますかと聞かれた。」

ゼデフォーラ王女が言った。

気配をこの人の部下にうかがわれてたようだ。

「ラズデアナは体術系はダメなようです。」

ナルフィーラさんに見抜かれた~。

「そうか、まあ仕方あるまい、剣士だからな。」

ゼデフォーラ王女が言った。


「ああ、連中が動き出したそうだ。」

ゼデフォーラ王女はニヤリとした。

「そうですか、あまり外に出せませんね。」

ナルフィーラさんはそういってため息をついた。

「まあ、連中がくるまでに戦闘文官を嫁にしておけばいいだけだろう?」

ゼデフォーラ王女が言った。

「そうですね。」

ナルフィーラさん微笑んだ。


連中ってもしかして?


「部屋に帰ります。」

ナルフィーラさんは私を抱き上げた。

この人もなにげに力あるよね。

「まあ、用心を怠るな。」

ゼデフォーラ王女が言った。


「ラズデアナ、期待はしない方が良いです。」

ナルフィーラさんはそういってキスをした。


連中って連中って連中って。

もしかして、リュケシウスさん?

ダウリウス様?

ニフィロ君?

ともかく間に合わなくても

嬉しいよ。

でも、お願いだから平和的解決でね。

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