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伝説級の精霊ですが、今日もただ遊んでいます  作者: トイレットペーパーの芯
3章 : 見られてた!?でも“視線”だけで全部止まったんですけど☆
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第27話:見てるだけじゃ足りないの?今度は学園に“質問攻め”!?

昨日は兵器とバトって、今日は学園で“聞き取り調査”?

ねぇねぇ、私ってそんなに怪しい? ただのちょ〜っとだけ強い転校生なんですけど〜☆

翌日。ルネアは学園の教室で、ちょこんと席に座っていた。


「う〜ん……今日は静かでいい日になりそう〜☆」


だが、その期待はすぐに裏切られる。


「ルネア=ルーンさん。今朝の記録確認と、昨日の“魔力反応”について、お時間いただけますか?」


「え? “魔力反応”? 昨日はずっとジャムパン食べてたよ〜?」


教員二名に囲まれ、別室へと案内される。


そこは、魔力量を測定する演習室の一角。

いつもよりも重い雰囲気の中、ルネアは笑顔で手を振った。


「わぁ、ここ久しぶり〜。また検査? 前のは爆発しちゃったけど、今回は大丈夫かな〜?」


「いえ、今回は“聞き取り”だけです。念のため、昨日の光と振動について──」


(あ〜、やっぱり見られてたんだ。昨日の“アレ”、バレてたか〜)


ルネアは笑顔を保ったまま、わざととぼけた表情を見せた。


「光ってた? え〜、寝ぼけてて全然覚えてないかも☆」


助手が口を開く。

「では……“D-α07”というコードに聞き覚えは?」


その瞬間、ルネアの目に一瞬の閃きが走った。昨日のマドウ兵器の部品で見たコードと一致していた。


「D-α07? お菓子の名前かな? 新作なら気になるかも〜♪」


教員たちは顔を見合わせ、小さく頷いた。確信までは至っていないようだった。


「ふむ……では、今日はここまで。引き続き、協力をお願いします」


部屋を出た瞬間、ルネアは小さくつぶやいた。

「……やっぱり、“あれ”も知ってたんだね」


ナリと視線が合う。


「ナリ、“D-α07”って……やっぱり旧時代のコードでしょ? 私が反応したってことは──」


「精霊、あるいは精霊と“融合された存在”でなければ起動しない構造……はい、間違いありません」


ルネアは再び笑顔を浮かべて声をあげた。


「じゃあ、ますます気になっちゃうね☆ 放課後、また調べに行こっか♪」


そして彼女の瞳には、再び小さな輝きが走った。


“D-α07”?なにそれ、美味しそうな名前じゃない?

でも私、こう見えても結構真面目なんだよ〜☆

次回、「放課後の探検、また何か見つけちゃうかも?」で会おうね!


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ここまで読んでくれてありがと〜! 今日もふわふわルネア、元気に生きてます☆ 「面白いかも!」って思ったら、 評価ボタン(★)とブクマしてくれたら嬉しいよ〜! 感想も気軽にどうぞっ♪ 全部、ちゃ〜んと読んでるからねっ! 次回もお楽しみにっ☆ るねあより♪
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