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伝説級の精霊ですが、今日もただ遊んでいます  作者: トイレットペーパーの芯
3章 : 見られてた!?でも“視線”だけで全部止まったんですけど☆
24/74

第二十四話:お風呂でバレた!?性別不詳の天才精霊☆

「ふぅ〜……やっぱ、お風呂は最高だね〜☆」


湯けむりの中、至福のひととき。

今日の発明フィーバーもひと段落。

たまにはリラックスタイムってやつもしなきゃね。


ここ、ソルナ村には私専用の湯殿がある。

いや、勝手に作ったんだけど☆


温泉の源泉を引いて、前世の知識で組んだ魔力温調装置。

しかも自動洗浄、蒸気調節、匂い付け機能まで完備!


「これぞ、ルネア式スパシステム☆」


お湯につかりながら肩を回す。

「あ〜〜、最高〜〜。魔力の流れも整う感じする〜」


そこへ——

「ルネア様、失礼しまーす!」


元気よく入ってきたのは、ナリとリシャ。

どうやら二人とも、私と一緒に入りたかったらしい。


「え、うそ、今って混浴タイムだっけ?」


「だってルネア様、いつもフラットに入ってるじゃないですか!」

「うんうん、気にしない気にしない☆」


「それは……そうですけど……」


でも、そのとき。

リシャの手が、私の肩に軽く触れた。


「……!? あれ?」


「ん、なに?」


ナリが首を傾げる。

「リシャ、どうしたの?」


「いや、なんか……変、っていうか……」


「ま、まさか……ルネア様って、女の子? 男の子? それとも……?」


ピタッ。

湯けむりが静まる。


「……え、今さら?」


「え!? 今さら!?」


私が堂々と立ち上がると、二人は同時に目を覆った。


「ちょ、ちょっと! 隠してくださいーっ!」

「なにを!? ほら、精霊だもん、性別とかあんま関係ないって☆」


「いやでも! でも、でも……!!」


その後、風呂場に響き渡る悲鳴と笑い声。


ロボが扉の外から冷静に報告した。

「本日:ソルナ村・混浴騒動、記録更新」


性別? そんなの、どうでもいいじゃん☆

だって私は私、精霊ルネアなんだから!

でも……


「ちょっとだけ、気にしてくれるのって、なんか……うれしいかもね?」


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ここまで読んでくれてありがと〜! 今日もふわふわルネア、元気に生きてます☆ 「面白いかも!」って思ったら、 評価ボタン(★)とブクマしてくれたら嬉しいよ〜! 感想も気軽にどうぞっ♪ 全部、ちゃ〜んと読んでるからねっ! 次回もお楽しみにっ☆ るねあより♪
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