2 プロローグ②
いきなり現れた銀髪のエルフのような女性の口から
衝撃的な言葉がでた。
『女神』
普通に生きていたら神になんてまず出会わない。
信仰の対象になったり、世界を創造したといわれたり、色んな種類の神がいたり
様々言われているが、そもそも実在しているかも怪しい存在。
まぁ要するに、人類の格上の存在らしい。
信仰深いものならばひれ伏したりしそうなものだが、
生憎僕は無信仰なのでそんなことしない、第一まだ膝から下の感覚ないし。
とりあえず、気になっていることを聞くとしよう
「あの、ここは何処なんですか?」
一応神みたいだし無礼働いたから殺すとかありそうだから丁寧に聞いた。
「そうですねぇ、厳密に言えば違いますが、貴方たち人間の言葉で言うところの天界が近いですねぇ」
「あっ、別にタメ口でも構いませんよ、別に殺したりとかしないですし」
どうやら思考が読めるらしく、さっき懸念してた事まで答えてくれた。
「俺は死んだのか?」
「そうですねぇ、ちょっと定義が難しいのですけど…厳密にはまだ死んでいませんよぉ」
「そうなのか、死んでないのか。ん?まだって言った!?」
「えぇ、言いましたよぉ。さっき天界が近いといったのは、そもそもここが地球とは全く違うところにあるのでぇ、地球の言葉で表現できないからなんですぅ。今のあなたは精神、いわゆる魂だけの状態ですが、実は身体もここに飛ばされているので、今地球のどこにもあなたという人間は存在しませんよぉ。人間の言葉でいうところの神隠しですねぇ。話がそれましたが、この場所は謂わば生と死の狭間、そもそもここでは生死の概念なんてないのですよぉ。ただ、地球に戻れるという意味で言えば死んでないといえるだけなのでぇ。」
「俺戻れるのか!?」
「ええ、戻れますよぉ。ただ、私のお願いを聞いた後で決めてくださいねぇ。」
そういえば最初にお願いがどうとか言っていたな。
「お願いってのは何だ?」
「いくつかあるのですが…」
「複数あんの!?」
「はい、今この世界は邪悪な力が支配しようとしていて結構危険な状態なのですよぉ」
何だか面倒ごとの予感がしたが、内心ワクワクしているのもあってか躊躇なく言った。
「まぁ取り敢えず全部聞かせて」
「わかりましたぁ!」
大変お待たせしました。
前回エピソード1のプロローグ①を投稿してから約4ヶ月いやほぼ5ヶ月経っちゃいました。テヘペロ☆彡
色々と忙しくて書く時間が取れなくて(汗
あと、お気づきの方もいらっしゃると思いますがタイトル変わりました!!
これで確定して話を続けていこうと思います。
タイトルの後ろについてる【】は短縮名ですね。タイトル長すぎたのでw
これからも投稿頻度はあまりよくはないとは思いますが気長に待っていて下さい。