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04

*




「えー!!おねえちゃん!どうして??」

「ごめんなさいねフィン、このパーティーはジョルジュ様と一緒に参加する予定なの」

「むぅ………」


 つまんない、と不貞腐れる彼を見つめて申し訳なさそうにまゆを下げた。



―次の日曜日、一年に一度開催される貴族の舞踏会が開かれる予定になっている。


 去年はジョルジュが学園が忙しくて参加できずレイチェルは父のエスコートで会場に行ったのだがフィンリーもついてくると聞かなくて一緒に参加させてもらった。どうやらダンスを習得したばかりの彼はその腕前を姉であるレイチェルに見せてあげたかったようだった。


 今年も舞踏会は開かれる予定になっていて貴族の義務としてレイチェルは参加することになっているのだが、エスコートはジョルジュがしてくれるらしく、その事を教えてあげたら絶賛フィンリーのグレ期に突入してしまった。



「なら、お母様と一緒に参加しましょう?」

「お父様も一緒に行けるぞ?それにフィンリーの事をみんなにまた紹介したいと思っていたんだ!どうだ?」

「いいわねぇ、ほら~美味しいものも食べたいわよねぇ?」


 両親がフィンリーの事を甘やかすように機嫌を取る姿を見て、レイチェルはこれの結果があの小説の甘ったれな我儘小僧か…と察してしまった。


 ふう、とため息を付いてからフィンリーを見る。彼は瞳を潤ませて両親の事を見つめていた。


「おねえちゃんと一緒がいいのに…」

「もう…レイチェルには婚約者のジョルジュ様がいるから…」


「フィン…我儘言わないで」

冷めた目でフィンリーを見れば、彼はびくりと肩を震わせた。


「おねえちゃん…」

「これはね、婚約者としての務めなのフィン」

「つとめ…」

「そうよ、ここで上手く出来なかったらわたくしが家の恥になってしまうの」

「はじ……」


 わかるかしら…?と聞き返せば、フィンリーはゆっくり頷いてくれた。そして「じゃぁ僕は参加しない」と言って部屋から出て行ってしまった。


「フィンリー!」


 両親の困った顔を見ながら、レイチェルは追いかけようとしたが母が先に部屋から出て行ってしまった。


「あ、あのお父様…ごめんなさい…」

「レイチェルは何も間違っていないよ、フィンリーをいつも甘やかしてしまう私たちが悪いんだ……すまないね」

「いいえお父様、わたくしもいつも可愛いあの子を甘やかしてしまいますから…」

「それでも来年からフィンリーは学園に入ってしまう、甘やかしてあげられる時間がもう残り少ないと思うと…どうしても…」


 そう言って頬を掻く父の姿を見てレイチェルは笑った。


「お父様にとって、きっとわたくしは手のかからない娘でしたでしょうから…あんなに可愛くて無邪気な息子がいたらつい甘やかしてしまう気持ちはわかりますわ、でも怒るときは怒って下さいませ…学園に入ったらあの子は一人で頑張って行かないといけないのですから」


「はは、レイチェルは年々母親に似てくるな…」と父が一人苦笑いするのを、もうっと見ながらお母様とフィンリーが出て行った部屋の扉に目をやる。


(出会ってから今まで可愛がりすぎたのかしら…?)


 こんいたの悪役令息のイメージとは何かかけ離れているような、でも甘ったれな部分は似ているような…拭いきれない違和感を感じていた。

 それでも自分が婚約破棄されても心配なんてしなくていいと、王子やその周りに危害なんて加えてはダメだと言い聞かせてきた。きっと学園に入ってもフィンリーはヒロインを虐めるなんてことはないだろう。


―そこまで考え頷き、隣に座る父に断りを入れて自分の部屋に戻った。




かさり、と封筒の中に入っていた紙を開いて中身を確認した。

「はぁ……」


 中にはジョルジュからの手紙が入っていて、学園での出来事がつづられている。

 婚約者相手には話しにくいのか、あまりこんいたのヒロインについては書かれていなかった。

 彼が入学してもう二年が経とうとしている、それなのにここまでヒロインについて濁されるとこちらも少し不安になってしまう。


「もしかしてヒロインと上手くいっていないのかしら…?」


 もう一つの封筒を広げ中の紙に書いてある記述を確認する。


 そこには平民の女の子で、こんいたのヒロイン“エイリス・ローエン”について書かれていた。


 暗いグリーンの髪をいつもポニーテールしていて瞳の色は黄色、いつも明るく、ころころ表情の変わる彼女は入学当時からみんなの中心にいて二年生になったばかりの頃とある事件から子供を守り“菜の花の聖女”と呼ばれるようになった。


「菜の花の聖女、か」


 こんいたの世界が始まっている事に違いないのだ。

二年生になった2人の関係が変わるはずのイベント、それがヒロインであるエイリスが菜の花の聖女と呼ばれる要因になる事件だからだ。


(この事件で2人の関係はぐっと近づいていく…はずなんだけど…)



 この事件の後で黒猫に導かれるように運命の恋が…始まるって、小説では書いてあったはずなのに、もしかして黒猫が訪れていない…???そんなことを考えながら、やはり舞踏会には参加をしなければいけないと思った。


―なぜなら、この舞踏会もこんいたの世界の物語の一つだからだ!



 2人の関係が進めない理由は“身分”そして“婚約者の存在”だ。



 この二つを乗り越えて運命の恋は未来へと繋がるのだ、そして婚約者という存在を強く意識させられるのが二年生の舞踏会なのだ。

 王子のエスコートでやってくる年上の女性、そして踊る二人を見て自分では敵わない!と一度は挫け、想いを捨てようとする…


「でも原作よりわたくしはお節介にいきますわ!」


 原作ではそんなヒロインの存在を少し気にして優しくするレイチェルの姿が素敵だと思えたけど、わたくしはもっともっと優しくします!

 王子と婚約を続ける意思がない事も自然に伝えるつもりだし、2人の未来を応援していることも分かってもらうつもりでいる。


 この舞踏会はこんいたの世界で2人が歩むはずの未来の軌道修正イベントと思わないと!とレイチェルは心にまた闘志の炎を燃やした。


 悪役令息の姉であり、王子の婚約者である自分には考えていた以上に関わるタイミングがない、この舞踏会でヒロインに会えることが今一番の楽しみだったりするのだ…!



(絶対に可愛い太陽系ヒロインをこの目で必ず見るんだ!)




*****




 馬車が揺れ、重たいドレスを身に纏ったレイチェルは両親とともに王城へと足を踏み入れた。


 扉の前で待っていてくれたジョルジュを見つけ、両親に声を掛けるとそのまま彼の方へと向かった。


「ジョルジュ様、お待たせいたしました。」

「…あ」

ぽけっ、とレイチェルの事を見つめたまま固まるジョルジュを見て首を傾げた。


「ジョルジュ様?」

「すまない、月夜の女神でも現れたのかと思って息を飲んでしまっていたよ。」

「もう…」

「レイチェル、今日もとても綺麗だよ」

「ありがとうございます」


 そのまま彼に手を取られてフロアまでエスコートされる。ぴったりと引っ付いた体に何となく違和感を感じながらニコニコと微笑んで見せた。


「令嬢たちはみんなレイチェルと話をしたいと言っていた、あなたは体が弱いから中々社交界にも出ないだろう?」

「そうでしたのね…わたくしで良ければ喜んで」

「学園で共に学んでいる仲間も紹介したい、先にそちらからいいかな?」


 ジョルジュに腕を引かれ、そのまま学園の制服を纏う人々の下に向かう。舞踏会ではあるが学園から招かれた生徒たちは制服を着用して参加が義務付けられている。


「みんな、お待たせ」

「王子!どちらに行かれていたんですか!」

「婚約者のレイチェルを迎えに…ほらこちらに」


 ジョルジュのエスコートで一歩手前に出たレイチェルは優雅に淑女の礼をして見せ、ふわりと微笑んで自己紹介をした。


「ジョルジュ様の婚約者を務めさせていただいております、レイチェル・ドルレットと申します。学園の皆様のお話はいつもお伺いしてますのよ、どうぞわたくしとも仲良くして下さいませ」


周りから息を飲む声が聞こえ、顔を上げる。

「レイチェル、やりすぎだ」とジョルジュになぜか注意をされ、また首を傾げた。



「あ、あの!私エイリス・ローエンと申します。レイチェル様!」


その可愛らしい声にハッと目を向ける。

「まぁ、あなたが…?」

「え?はい!レイチェル様にお会いできる日をずっと心待ちにしておりました!今日はお会いできて光栄です!!!」


 元気よく頭を下げ暗いグリーンの髪をポニーテールにして揺らす。もっとよく近くで顔を見たい一心で彼女の肩に手を置き、顔を上げてもらう。そしてにっこり笑みをこぼした。



(ひ、ヒロインめちゃくちゃ可愛い……!!!!!!)



「小鳥のように可愛く囀るのだもの、もっとゆっくりお話ししましょう?エイリスさん、わたくしもあなたの事が知りたいわ」

「は…はい………!」


 顔を真っ赤に染めたエイリスは黄色い瞳を大きく見開いたままレイチェルを見つめる。

そして頬に手をおきニヤニヤする顔を抑えていた。


「それでエイリスさん、ジョルジュ様は普段学園でどういう感じなのかしら?」

「え…?っと?」

「こう…自分にだけ優しい!みたいに思う事はあるかしら…?」

レイチェルがそう聞けばエイリスはパァ~と表情を明るくした。


「そんな!王子にはレイチェル様だけです!学園でそんな事ありません」


「え?」

「確かに女子生徒からの人気はスゴイですし、私たちにも優しいので心配される気持ちはわかります、ですが絶対に浮気なんてことはありません!」


 そう彼女に断言されてしまい、思わず自分の口から乾いた笑い声が出てしまった。


「レイチェル様?」

「あ、いえ、ふふふ…わたくしも一応婚約者ですから。おほほ…少し気になったといいますか…ジョルジュ様が他に良い方を見つけられたら、とおもったりして……」

「心配になりますよね!でも大丈夫です!」


またも断言されてしまい、レイチェルは焦った。



(こんいたの世界で恋、始まってないじゃないのぉ!!!!?!)



「えっと、その、エイリスさんはジョルジュ様の事…」

「素敵な方ですよね!あんな理想の王子様がこの国を導かれるなんて国民として胸を張れます!」

「おほほ…そうね…」

「そしてその隣にはレイチェル様がいらっしゃるんですものね!」

「おほほ…そう、ね……」


 自分が思っていた以上にヤバい展開になっていた。


 友情を育んでいたはずの一年生時代が二年生になっても続いてしまっている。

 2人の間に今あるのは熱い友情、そこから恋に変わるには何かが足りないのだ……そう、“悪役令息”の意地悪がきっと足りないんだ。



―この2人は勝手に幸せになると思っていたが、考えが甘かった。


 三年生になった時に乗り越えるべき悪役令息の壁と身分の壁、このイベントをこなさないと2人の間に愛や恋が生れてくれないのだ…たぶん。



自分の考えの甘さを怒りながら、エイリス話題を振ってみた。

「エイリスさんは学園に好きな人、とか…いませんの?」


「えっ…………」

顔を赤らめる反応を見せてから目を泳がせる彼女を見てレイチェルは拳を握った。


(まだいけるわ!!!この反応!!!!)


 憧れから恋に発展するタイプだってあるんだもの…きっとまだ恋心が安定していないだけなんだ。


「えっと、その…気になる方はいます……でも…叶わない恋になると思うので…」


 切なそうに瞳を揺らすエイリスを見てレイチェルは心の中で拍手喝采だった。大丈夫、まだ原作から完全に外れたわけではなさそう!!と自分の胸を叩く。

 自分はいつでも婚約破棄できますからね!と余裕のウィンクを見せてから、思ったより強い力で胸を叩いてしまっていたようで、そのまま咳き込みフラフラと近くのソファに腰かけた。


(ヒヤヒヤした…………)



 まぁ正直キャパオーバーだった。

こんいたの世界に悪役令息の存在は必要不可欠だったのだ。


 こんなゆったり恋していたらすぐに卒業を迎え離れ離れになってしまう、それどころか婚約者である自分と王子の結婚が先に成立してしまいそうな流れだった。


(学生時代は三年しかないのよ…?急いで2人をくっつけないと…)


 さもなくば…この国の王妃になるのがレイチェルになってしまう、と恐怖した。

 この国が豊かで幸せいっぱいになるには聖女様であるエイリスとの結婚が必須なのだ、あ~何をたらたらしているの王子!早く自分の気持ちに気づきなさい!とレイチェルは心の中でジョルジュに怒っていた。



「レイチェル、大丈夫?体調悪くなった?」


 急に座り始めたレイチェルを心配して周りにも人がぞろぞろやってくる。


 正直疲れてしまったしこれ以上ここに居ても意味ないなと判断したレイチェルは、持っていた扇子で顔を少しだけ隠して「そうみたい、ごめんなさい…」と謝った。


 そのまま両親に来てもらい、馬車を呼び先に家に戻らせてもらうことにした。

「また手紙を送るよ、次は一緒にゆっくり話がしたい」

「ごめんなさいジョルジュ様、お手紙お待ちしておりますわ」

そう言って手を振り馬車にさっさと乗り込んだ。



(邪魔者はさっさと退散、ってね…)



 がたがたと揺れる馬車の中で重たいドレスを抱えながら一人で今日の事を思い返した。

こんいたのヒロインであるエイリス、そしてヒーローであるジョルジュ。


「わたくしは悪役令息の姉で、婚約破棄される予定の令嬢……」


 そのはずだったのに、どうしてこんな事に…。

自分がこれから上手くやらないと王子とヒロインが結ばれてくれない。このままだと大好きな小説の世界が当て馬である婚約者のせいで台無しになってしまうのだ。


「それだけは…回避したい………目指すは婚約破棄、確定していると思っていた未来が危うくなるなんて困ったものね…小説にはもっと姉の存在を記載して欲しかったわ…」

くぅ…と前世に悔しがり、また自分の胸元を叩いた。



 馬車は揺れ、あっという間に家に着いてしまった。

外から走ってくるような足音が聞こえ、馬車の扉を開いてもらうとそこにはフィンリーが立っていた。


 そしてレイチェルを馬車から連れ出して、手を引いて玄関まで走って行く。

重たいドレスを抱え、踵の高いヒールをカタコトと走らせる、玄関を潜り抜け階段を上っていく、どこまで行くのだろうと彼に引かれるまま付いて行けば。


ダンスホールのある部屋の前で足を止めた。


「おねえちゃん……」


 下を見たまま俯くフィンリーに手をぎゅうと握られた。その手を握り返すと、顔をばっと上げ目を見つめられた。


「僕と踊ってください」


跪くようにして手を差し伸べられる、彼の瞳は不安そうに大きく揺れ少しだけ体も震えていた。


「わたくしで良ければ、喜んで」


そう言って弟の手を取れば、フィンリーの表情に明るさが戻って行った。


 使用人に音楽を流してもらい、踵の高いヒールを自分より背の低い彼の為に脱ぎ捨てる。


「なんで?」という顔をした彼に「背の高い女の子とは踊りにくいでしょう?」と答えたら悔しそうな顔をして頬を膨らませていた。

その様子にふふと笑ってしまう。


「おねえちゃん、こっち見て?僕だけ見てて」


 腰に手を当てられ、グイっと力強く体を引き寄せられた。

思わずきゃっと声を出してしまいそうになったが、何とか耐えて笑みを崩さないように彼のリードに体を預けた。


 部屋の中をよく見ればキラキラとしたものが天井から吊り下がっているようだった。あれは何かしら?と視線を背ければ、また体をグイっと引き寄せられる。


「あっ、もう…なあに?」

「踊っているときは僕だけ見てて」

「もう…分かったわ」


 周りのキラキラしたものに視線がいってしまいそうになるのを注意しながらレイチェルは、可愛らしい顔をしたパープルの瞳を見つめた。


 いつの間にか髪の毛もちゃんとセットするようになったフィンリーは、毎日ちゃんと目を出すようにしていた。気づけば体つきも少しばかり筋肉がついて男の子らしくなったように思える。


(成長したのね、大きくなったわねぇ)


 そう優しい気持ちがムクムクと心の中に芽生え、まるで母親にでもなったかのような気持ちで彼に事を見つめた。


「そんな顔しないでよ」

「え?」

「僕は………」


 どうしたの?と尋ねようとしたときにダンスの曲が終わってしまった。ぴったり引っ付いていた体は離れていき、フィンリーはその場にドサッと座った。慌てて隣に座れば彼にドレスの裾を捲られた。


「きゃっ」

「くーつ…!」


 ドレスの裾の中からレイチェルの足を見つけ、くるぶしを掴まれた。


 昔の知っていた手のひらの厚みとは違って少し男の子らしく思えたその手のひらに、先ほどまで履いていた踵の高いヒールを履かされる。


「おねえちゃんに靴を履いててもらいたいのに…」

「え?」

「僕の、身長がもっと高くなったら………ううん、なんでもない」


 様子の可笑しいフィンリーの手を握る、彼は悲しい表情を顔に張り付けたまま笑う。

 そして部屋の天井に綺麗な飾りを取り付けたのだと説明してくれる。ダンスをするときにキラキラした空間で踊れたらきっと楽しいと思って準備したのだと笑う彼を見て頭を撫でて褒めてあげた。



「それはとても綺麗だと思うわ、わたくしは見る暇がなかったのだけども」

「おねえちゃんには僕だけみてて欲しかったから、この飾りはちょっと失敗…」



へへへと笑うフィンリーはどこか無理をしているように思えたけど、気づかない振りをして「そうねぇ」と答えてあげた。




*


読んでいただきましてありがとうございます。

次回更新5/5になります。



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