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素敵な世界で会いましょう

初めてだった。


名前を呼ぶのも、呼ばれるのも。


誰かに触れられて嫌な気持ちがしなかったのも。


誰かと食べる食事が美味しいと感じたのも。


夜が怖いと感じなかったのも、差し込む朝日が憎たらしいと思わなかったのも。


全部が全部、初めてだった。


貴方はたくさんの初めてを教えてくれた。


嬉しさも、楽しさも。


そして・・・この悲しみも。


今まで泣いたことなんて一度もなかった。


ただの一度も。だって私は、もう全部を諦めていたから。


「なのに・・・どうして・・・?」


なぜこんなにも涙があふれてくるのだろうか。


失うものなんて、何もないと思っていたのに。だって私は、何も持っていないのだから。


「ねぇ、目を開けてよ。もう一度笑いかけてよ・・・」


ーーーあぁ、あぁそうか。


なんだ、答えは簡単じゃないか。


私は。私は、あなたのことをーーー

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