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ガチャ66 洋上海賊戦

 船旅なのでそこそこの日程になる。

 戦闘とかない感じなのでみんなで船に乗る。


 だが夜中に異変は起きた。


 海賊らしき人物が船を乗っ取ったらしい。


「お前ら!! この洋上船はアウラ海賊団が乗っ取った!!」


「お母さん」

「どうしましょう」

「死ぬの僕ら」


 フレアさんが意見する。


「あなたたちは自分たちのしていることが恥ずかしくないの!?」


「なにを~おれたきゃ海賊団だ身代金目的の人攫いは慣れっこだぜ」


 メルコをこっそり放った。


(まずはキングを探すのですねカイ様)


 そうして普通の客のふりをした海賊頭を見つけた。


 そしてメルコとレイミーが粉砕した。


「頭が! お前ら許さねえ皆殺しだ!!」


 もちろん俺らの敵じゃなかった。

 皆の力で余裕で倒した。

 そしてラノバに着いた。


 途中で海賊団をギルドに突き出すのがあったがめんどかった。


 そして25日のラノバの旅はあっという間だった。


 ラノバは日本と言う感じではなかったが良い感じだ。


 和風と言うよりモンゴル? みたいな感じだ。


 遊牧民族なのかなでも城下町はなかなかの感じだ。


 だが到着早々またもやトラブルが。


「あらよっ」


 武器が奪われた。


 といっても大した武器じゃない。


 ひったくりだ。


 でもレイミーに追いつかれてやる。


「なにすんだい! 離せ!!」


「泥棒のくせに」


「離してくれよ……」


「なんかわけありなのか」


「実は……」


 どうやら孤児院の孤児らしい。



 で孤児院はラノバの神海にある。というかここは神海だ。


 孤児院は国の補助金で賄われていて運営が後は寄付とかだ。


 でも最近補助金が減らされたようだ。


 なんとかしたいらしい。


 今回のひったくり犯はロモちゃん13歳。


「うええええん、お腹空いてて高そうな武器だから売ればお金になると思ったんだよーーー!!」


「でも泥棒は駄目だよ」


「うん、ごめんなさい」


 そんな感じで孤児院は神海の掃きだめのようなとこにあった。


 そこは飢えに苦しんでいる子供たちがいた。


 コウタさんが涙を流して悲しんでいる。


「おいら自分の国なのにこんな悲しい現実あるなんて知らなくて」


 コウタさんが自分がごちそう作りますって意気込んでいる。


「ごちそう作るの~」


「美味しいごはん~~~」


 俺は凄く不憫だなと思う。


 フレアさんとかルムルちゃんもミアリーも頑張っている。


「ごはんたべる~~~」


「俺も頑張らないと」


「カイ様その域です!」


 メルコさんがファイトしている。


 どうすればいいのか、そしてみんなで僅かながらご馳走を作った。


「召し上がれ」


「わーうまそう」

「美味しそう」


 というわけでみんなで沢山食べた。

 孤児院の子供たちも一緒だ。

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