ガチャ60 蕎麦が食べたいので伝説のそばの実を探す旅に出る
そばが食べたい。ものすごくそばが食べたい。
シロに話すがそばってなんですか? としか言ってこない。
ハクにも話すがそばってうまいの? って感じ。
「うにゃにゃぁ~カイはいつもそうだよね思い付きで行動しちゃうよねうひひっ」
クロも間に割って話しだす。
「にゃぁ~って言うけどボクはもう少しカイのそういうわがままなところをボクにぶつけて欲しいな」
クロがうにゃにゃしている。俺はしっぽをなでなでしたあげる。
レイミーがなんだが寂しそうにしている。
俺は優しく(←ここ重要)なでてあげる。
育てられるものは育てる。
レイミーのちっぱいを育てるために肩をもんであげる。
アイテムボックスからサンダージュースを取り出して飲み干す。
雷の雫を香辛料として添加しているガチャ産のドリンクだ。
敏捷が一時的に50上昇する美味い飲み物だ。
ミアリーが俺の家に来た。
「ご依頼があって……伝説のソーバの実を探してほしいのですが」
蕎麦だと蕎麦って言ったこの娘!?
「ぜひ行こう。みんなで行こう」
「はええっカイさん物分かりが良いですねえ……うちの村の特産品にしたいっていうから凄くおいしいらしいんですよ」
「当たり前だ蕎麦なんだから」
というわけで行くことに。
ここのダンジョン。ソーバソーバソバにいるのが怖いのが常日頃ダンジョンにあるとか。
俺は万能魔力駆動付き外世界通信可能スマフォを最近手に入れたからホクホクだ。
蕎麦の作り方を調べている。
だがソバの実はソーバソー馬犬とかいう魔物が持っているとか。
今回はシロとクロとハクとレイミーだけできた。ミアリーはパーティメンバーだ。
シロがにゃぁみゃあしている。
「あんなところにキイロネズミが!? うにゃにゃにゃにゃあ~!!」
シロはいつも通りだな。
そしていつも通りで馬犬さんを倒して伝説のソーバの実を手に入れて、蕎麦を打つことにした。
魔導の極み極めたいので魔法を使うのではなく、魔力を循環させることを忘れない。
自主トレみたいなもんだ。超絶的に魔力の扱いに長ければ魔法を超魔導に進化させることができる。
蕎麦は美味く。みんな舌鼓をうっていた。
「にゅあんにゃんにゃん! カイこの蕎麦という食べ物うまいですにゃん! もっと食べたいですにゃん」
「うんボクも美味しいと思うけど……とろろ的な何かが欲しい」
とろろ蕎麦か……ならば伝説の長芋を探しに行くか。
俺たちの旅は始まったばかりだ。