表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

60/67

ガチャ59 もふもふ保育園……なんだここは楽園なのか?

疲れてますね確実に……

 今日はみんなとサンサン日和。


 毛づくろいの日だ。


 無認可の保育園かと思えるほどといってもモンスター専用の保育園だ。


 園長先生は俺だ。


 保育士はタバサだ。ストイックな保育士服が様になっている。夜なべして作った甲斐があるな。


 もふもふ日和だな。ユキがシルバースノーウルフの形態で俺に近づいてくる。


「カイ……ナデナデしてください後毛づくろいの時間です」


「うむっ……さてやるか」


「わふー……」


 ユキがゴロゴロと地に伏せして俺の毛づくろいを受けている。


 市場で売っていた髪をとかすくしでとかしている。


 ユキの毛は銀色で繊細だ。やわらかい。ふわふわの毛先でなめらかでやわらかい。とても気持ちいいのでふんわりしているパンのように柔らかい。


 高級食パンとか食ったことないけど、なんかそんな感じのなめらかな肌触りだな……ユキの麗しいこの毛皮は凄まじいな。


 本質的に特別な物ではないかと思えるほどにゆっくりと時間が過ぎる。


「ユキは今が楽しいか?」


「カイ……もちろんです。今が楽しいです」


「なら今度一緒に狩りに行こう」


「本当ですかご主人? いきますいきます後で行きましょう」


 そうしてユキと一緒に毛づくろいを終わらして、一緒に寝ることにした。


 お昼寝の時間だ。ぐっすりすやすやとご機嫌な2時の時間。タイミング良く最高のお昼寝タイムだな。


「わふー! がうがうユキにばっかりかまってうらやましいぞご主人」


「ハクどうしたんだ? もしかして嫉妬か?」


「そんなことない……それより私も毛づくろいしてくれんの?」


 というわけでハクの白虎の毛も毛づくろいだ。


 もふもふもふもふ、もふもふもふもふ、もふもふもふもふもふもふもふ。








 ふ~~~~~~なんかすっきりしたぜ。


「がふ~~~~カイもっとやさしくして……凄く激しかったよ……」


「ごめんごめん乱暴だったかな……もっと優しく毛づくろいするわ」


 ユキの繊細な毛と違ってハクの毛はガサツで凄くゴワゴワだけどもふもふ感はむしろこれが良いなガワモフな毛質だった。


 そんなガサモフなハクの問題児ですら俺はしっかりブラッシングしてやる。


「ここがいいんだろ? ほら? ほら? どうだ? 気持ち良いか?」


「ふにゃぁ~~~~ハク凄く気持ちいいですにゃぁ~~~」


 虎なのに猫のようにふるまうハクを見て俺は興奮が収まらなかった。


 というわけでもっとブラッシングしてやる。とことんまでやるのが俺の基本だ。



 1時間後……


「ふにゃぁ~~ふにゃぁ~がうがう……もう疲れたにゃぁ~~~~~」


「ふーふー!! ふー……俺も流石に疲れたよ……」


 というわけでお昼寝タイムだ。


 なおユキはとっくに寝ている。


 俺はしっかりと睡眠をとるのであった。




「カイおにいちゃん寝るの~~じゃあ一緒に寝るにゃぁ」


「僕もカイお兄様と寝るにゃぁ~」


「私も一緒に寝てあげるわよ」


「あらわらじゃあ私の膝枕で寝てみます」


「なんなら一緒に添い寝してやるぞ」


「ふるふるふるきゅあん」


 そんなわけでみんなでお昼寝タイムだ。

 なお寝過ごした模様。晩御飯は簡単なもので済ました。

 そんなもふもふ日和な一日でした。

もふもふは正義

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ