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ガチャ54 タバサ召喚

 タバサが召喚される。青髪のツインテール。灼熱の魔導士服。帽子は黄色。


 そんな三原色の魔導士、タバサは俺の前に現れた。


「ふわっ~~~! あらっあなたが私のご主人様なのかしら? なんか太ってるわね……のろまにも見えるし……でも顔は可愛らしいねっどうやって遊んであげようかしら」


 小悪魔系!? なんか口調が凄く偉そうだ。


 タバサは見た目に反してなかなかに厄介そうだ。


「タバサは人間の女の子なんだよな?」


「そうよ一応ねそちらの方たちは獣系の獣人が多いようね、吸血鬼とかもいるし……なかなかに仲良くなるのは大変そうね」


 どうやら俺のガチャのことに関することも理解しているようだ。

 どうも今回は理解が速いようだ。


 タバサはみんなと仲良くしようとしている。


「うにゃにゃ……タバサさん仲良くしてにゃぁ」


「にゃんとタバサはなかなかに美人さんですね……僕も頑張らないと」


「私はレイミーと言うのだ! タバサも強くなるのだ」


「あらあら……タバサさんは可愛いわね」



「ハクなのだ~仲良くするのだ」


「ユキです。色々とよろしくです」


「ルウルウぷるぷるきゅんきゅあ」


「ゼロだ吸血鬼なので気を付けるんじゃぞ」


「私の血を吸うの吸血鬼さん?」


「安心しろ今はカイの血しか基本吸わないから」


 タバサはみんなと少しずつ打ち解けていくようだ。


 タバサをアルマの村で案内した。


 美味しい食堂を案内した。


「ここは美味しそうな料理を出してくれるんだたまに食べにくるんだ」


「じゃあお腹空いてるからなんか奢ってご主人様☆」


「いいぞタバサ」


「ハクも食べたい~」


「お腹空いたにゃぁ」


「お腹空いたですにゃぁ」


「ご飯だわーい」


「あらあらじゃあいただきましょう」


「ご飯……」


「ぷるぷる」


「私は血以外いらないんだが……食べることは出来るが」


 みんなで美味しいご飯とお酒を飲んでどんちゃん騒ぎだ。


 チャーハンのような炒め飯と鶏肉をココナッツの液で煮たものとオーク肉のソテーとレッドボアのシチューが美味い。


「美味しいにゃぁお兄ちゃんもあーん」


「お兄様これとか美味いよあーん」


「っばくばくばくばく」レイミーが唸るほど食っている。とても美味しそうに食べている。


 メルコさんは牛乳酒を飲みまくっている。デカくなるな。


 ユキが豪快にエールを飲んでいる。オーク肉のソテーをフォークでむしゃりだ。


 なおクロとシロとハクは甘酒だ……子供だからお酒はまだ早いよ。

 レイミーも酒は飲んでない。酒より食い物なのがレイミーらしい。


 ゼロはスッポンの血を頼んでいた。血なら飲めるんだな……一応レアのミノタウロスの肉を食べているから肉も食えるみたいだ。かなり生に近い肉だけどな。


 みんなで美味しく昼ご飯を食べて、夜はみんなでまた食堂で食べた。


 良い日だったな今日はタバサの歓迎会は無事楽しく過ごせた。


 明日はタバサの実戦訓練だ。

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