表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

53/67

ガチャ52 奇想のダンジョンで不思議な機械生命体に出会う

 奇想のダンジョンで奥の奥に進んでいる。何度も来ているがここは不思議なダンジョンだ。下に行ったと思ったら上にいる。外と同じフィールドに出ることもある。ただ帰るのは楽だ。何かのよくわからない台座に手をのせると外に出ますかと聞いてくるのでそれで外に出れる。


 そんな感じで何度も来ているが、まあまあ普通につまらない。


 よくわからないメタトロングリフォンというグリフォンのおもちゃのような機械と戦ったがなかなかに強い。


 炎を吐き出してくるのでシロが聖なる風で吹き荒らしてレイミーが兎闘拳で殴り飛ばすのだ。


 メタトロングリーパーという大斧を持つ筋肉ゴリラの怪物人型魔人と遭遇。不覚にも俺は右肩を抉られる。


「お兄ちゃん大丈夫かにゃ? ハイヒール! はいこれで大丈夫だよ」


「ありがとなシロ……」


 まさかの深手だった。でもメルコさんが屠るとメタトロングリーパーは沈み落ちる。


 俺は新しく覚えたスキル【標準化】を使用している。敵の能力値を標準化して弱くするスキルだ。つまるところ敵の尖ったステータスを標準にしてしまうというとんでもないスキルだ。


 使用にはMPを100使うけどそんなにまあ大したことない。


 俺の現在のMPは600ぐらいで中々に高いのだ。


 シロにマジックヒールをして貰えればなんとかなる。それだけ敵のレベルアップが中々高い。敵をあらかた倒したら、魔法陣に乗ったらなかなかに変なフィールドに出る。


 なんだここ? 沢山の謎のHDのようなコンピュータのような置物が置いてある。


 ピコピコキュイーンキュイーンピコピコビリンビリンと銘打っている。


 謎の古代文明の機械文明にでも出会っちまったか。


「あなたたちは……?」


 そこの生体プールのようなアクアリウムのカプセルに収納されている少女のような機械天使がいた。


 機械の体をしているが翼が生えている。翼も機械のようにメカメカしている。


「君は?」


「私の質問に答えて……」


 そう続ける謎の少女。


「あなたたちは高異次元亜空生命体DRレジェンドの手先? ならば容赦はしない今ここでワタシがあなたたちを潰すから出て行くわ……さあ答えて?」


 DRレジェンド? 高異次元亜空生命体? もはやなんのことなのか意味が不明だ。


「知らないよそんな存在……ここはファンタジーの世界なのにSF的な存在がいるのか?」


「感受性高機能センサーにはあなたたちの言動に嘘偽りがないことを確認した……すまないワタシの早とちりでした」


「ワタシの名前はゼナ……ここを守護するもの……王の帰還を待つために」


 ゼナとはここで別れたここに来たければ奇想のダンジョンで【DRレジェンドを打倒すものなり】と唱えれば自動でここの部屋のゲートを開けるとか……と不思議な機械天使に出会っちまった。あのこは誰に創られたんだろうな?


 本人に聞けばいいがそう言うことは聞きずらいからな今度来たときに聞くとするか。

ブクマ、評価をお願いします。読んでくれてありがとね。続きを書いて面白くさっぱりとフリーに書いていきます。途轍もない面白さをあなたに届けたい。そんな感じで書いていきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ