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ガチャ45 ゼロ

 俺たちは再び次の日も次の日もヘルグラウンドゼロタワーに来た。


 そしてゼロと戦い圧倒的強さを体感する。


 ゼロは吸血鬼族でヴァンパイアだとか。真祖の血筋でなかなか高名な魔族の血を引いているとか。


 本当の名前はゼロでヘルグラウンドゼロというのはここの門番をするようになってから無理やり魔王様に付けられた名前だとか。


 俺はゼロを仲間にならないかと誘った。


「無理だ……私は今まで人を何人も殺しているんだぞ……そんなに殺してないが、迫害されてきたこともあるし人間に対してあまりいい思い出がない……」


「でも俺はゼロがここで一人寂しくしているが良くないと感じたんだ……」


「でもでも私は人間の冒険者ギルドに賞金首なんだぞ……そうなのに一緒に旅を続けることができるわけがない」


「そんなの関係ない……賞金首だとか関係ない」


「でも……でもでも……やっぱり無理じゃぁーーーー!!!」


 ゼロがそのまま塔から空を飛んで行ってしまった。


 大きな蝙蝠の翼を広げて。


 俺たちはすぐに追いかけた。


 そして小山で泣き崩れていたゼロがいた。


「ぐすぐすっぐすぐす……うえええええええええん……なんだカイか」


「どうして泣いてるんだよ……」


「なんか急に泣きたくなってな……」


 そうしてゼロが泣きじゃくってて子供みたいで可愛いな。


「でもなゼロ冒険したらもっとこんな世界の色々なこととか色々な世界を見ることができるかもしれないぞ」


「私のような魔族が仲間になってもいいのかな?」


 潤んだ瞳で俺を見つめてくる。そんな魔族っ娘のゼロが途方もなく可愛いから俺は仲間にすることにした。


「いいのかな……本当にでもカイが良いというなら付いていこうかな」


 ゼロがなんだかんだで仲間になった。


 吸血鬼娘が仲間になるなんて俺は果報者かもしれない。


 ゼロがいたタワーで守っていた宝物を貰った。


「いいのかこんなに……」


「いいぞ別にお前についていくからこんなもの本来いらないからな」


 そうしてまたもや別の町にいくことになった。

 ゼロを仲間にしてミルスも仲間になってこれからどんなことが起きるのやら。

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