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日々、つづる(短歌集)  作者: 江藤ぴりか


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夜空に咲く想い(お題:花火大会)

2025年8月2日


響く音 夜空の花が 咲いては散り 命の輝き 世の儚さよ


見上げれば 花火が咲いて 地を照らす 指が当たり 絡む手と手


「好きだよ」と つぶやいても かき消され それでもいいや 君がいるから


地響きが 窓を揺らして 外を見る 煙の中に 小さな花火


口を開け 花火を見たら 蚊に刺され 夏の思い出 赤い斑点


柳のよう しだれる花火 こうべ垂れ 歓声上がり 夜空彩る


風あおり 少し曲がった ハート型 写真に撮って 今年の傑作


赤に青 多摩川ビール 片手に 花火鑑賞 「今のはいいな」


花火より ほろ酔いの顔 見つめつつ 赤ら顔に ほころぶ口元


君がいない 花火大会 雑踏に 紛れた影が 涙隠す

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