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日々、つづる(短歌集)  作者: 江藤ぴりか


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通知音が鳴るたびに(お題:通知音)

2025年7月11日


鳴り止まぬ 朝を告げる アラームの

四角いニワトリ 仕事のはじまり


サイレント 音を抑えて 画面見る

ポップアップに ダイレクトメール


次々に 未読バッチを 消してゆく

誰かは放置 真面目なわたし


通知鳴る 満員電車 顔しかめ

舌打ちの人 わたしは知らぬ


「もしもし」と 平気な顔で 話してる

周りの殺意 ため息の嵐


肝冷えた 思わず画面 見やると

マナーモードで 安堵のわたし


新人が 電話の音に 怯えてる

五コール目出て フォローの準備


昼食いて ゲームイベントの 通知音

沸き立つ気持ち 口元に出る


「愛してる」 画面に浮き出る 一行が

通知音までもが 恋の音楽


午後からの 仕事の英気 養いて

恋の文鳴る スマホの通知

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