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先生!おなかが痛いです。トイレにいかせて下さい!

作者: 阿波時

お腹が痛くなりやすい。いつの間にか空気を吸い過ぎて、お腹を圧迫している。だから痛い。というか苦しい。腹鳴りもする。ぐーぐーぐーぐーとうるさい。治したいが治せない。だから学校にいる事が嫌になることもある。だけど同級生たちは馬鹿にしたりはせず優しい。だから恥ずかしいが死にたいと思うほどでもない。自分を含め、最近お腹が弱い人が多いと感じる。だから「おなかが痛いです!」と授業中にいったらすんなりとトイレに行かせて欲しい。休み時間にトイレにいかないお前が悪いというのはよして欲しい。気合いで治せといってトイレにいかせないのは酷すぎる。お腹がいたいと言うと「またかよ」と言いたげな目で見るのも辞めて欲しい。もう少しだけ私たちのような、お腹が痛くなりやすいものに優しくしてほしいなと思う。そんな事を思いながら、今日もあの憂鬱なフレーズを口にする。先生!おなかが痛いです。トイレにいかせて下さい!

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