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カレーライス

 三人はミヤと名乗った女商人に奥の部屋へと案内される。その別室は商談スペースか何かなのか、小綺麗で心安らぐ空間であった。椅子も食堂にあったものよりか断然に座り心地がよく、食べ過ぎで胃もたれしていた茜は少し気分が楽になったのか、顔色も良くなってきた。カレーの匂いが充満していた食堂とは違い、この部屋では柔らかい匂いが漂っていた。横に植えられている植物か何かが発しているのだろうか心が安らいでくる香りだ。


「ここで休まれたら時期に落ち着いてくるでしょう。今お茶を持ってきますので暫くお待ちください」


 少し待っていて欲しいと言葉を残して女商人は去っていった。早く彼女から話を聞いてみたい気持ちもあったが、今は茜の体調が戻るのを待つのが優先だ。


「うう、ごめんね……」


「いいんですよ。それよりゆっくりと休んでいてください」


 申し訳なさそうに茜が口を開くも、恵二とコウキは気にするな、休んでいろと言葉を返した。


「恵二先輩、あの人何者ですかね?僕らの正体を知っていそうでしたけど……」


「うーん、あんまり悪い人には見えなかったけどなぁ……。それに俺らの正体って言ってもどこまで知っているか、によるなぁ……」


 具合の悪い茜は一先ず置いておいて、恵二とコウキは謎めいた発言をした女商人ミヤについて話し合っていた。


 “私は貴方たちがどこの世界からやって来たのか見当がつく”


 彼女はそう言っていた。


「“知っている”じゃなくて“見当がつく”。これって俺たちの言動で彼女が何かを察したってことじゃないかな?」


「つまり僕たちが異世界人というのは分かっても、異世界の勇者であるとは知らないと?」


 恵二の推察にコウキがそう付け足して尋ね返す。


「多分な。まぁ話を聞けば分かるだろ。それに全てを知っていたからってどうなんだよって話だしなぁ」


「ですね。今は特に隠していないですしね。あ、でも先輩の立場はどうします?伏せます?」


 茜やコウキたちは勇者という立場を受け入れている。普段活動する際も特に名や顔を隠しているわけでもないので知っている者は知っていた。


 だが元勇者である恵二は少し事情が違った。勇者の使命を降りて王城を発つ際にハーデアルト国王と約束をしたのだ。自分が異世界人や元勇者であることをみだりに人に話さないようにと。


 絶対に漏らすなとは言われてはいない。だがこの約束は恵二のためにもなった。自分がそういった立場であったと知られれば、それを悪用しようと言い寄ってくる輩もいるからだ。


「頼む。最悪、元勇者という部分だけでも伏せといてくれ。面倒ごとは御免だからな」


「了解です」


 コウキの気遣いに恵二は申し訳なさで頭が下がった。二人は今も勇者としての使命を全うしている。この町へ来たのも恐らく物見遊山なんかではないのだろう。一人自分の夢の為に勝手している恵二は少しばつが悪そうな顔をした。


 ふと茜が呻き声を漏らす。


「うーん、カレーはもうお腹一杯……」


(……うん、きっと使命を全うしている筈だ)




 少しすると、先程の言葉通りミヤはお盆に4人分のお茶を載せて戻ってきた。


「お待たせ致しました。……彼女の具合はまだ悪そうですか?良ければお薬か医者を用意しますが……」


「あ、いえ。ただの食べ過ぎのようですからお気遣いなく」


 この世界で薬は大変高価な代物で、同様に医者の診察も気軽に利用できるものではない。丁重にお断りをした。茜にしても食べ過ぎで医者でも呼ばれようものなら、さぞ恥ずかしい思いをするだろう。


「では彼女が回復するまでお話の方はお待ちしましょうか?」


「いえ、大丈夫です。俺たちが伺います」


 茜には後で説明をしておけば問題ないだろうと考え、その話とやらを始めてしまおうと恵二はミヤに告げた。


「分かりました。それでは改めて自己紹介させて頂きます。私はこの料亭<サザナミ>のオーナーでミヤと申します。最も、このお店にはたまに顔を見せる程度ではありますが……」



 彼女はまず自分のことについて語り始めた。


 自分はそこそこ大きな商会の会長であること。


 普段はあちこちで商品の仕入れや取引をしており、この町やお店には殆どいないこと。


 偶々<サザナミ>を訪れたら気になる三人がいたので声を掛けてみたこと。


 彼女の話が終わると一旦質問は置いて、今度は恵二たちが自己紹介を始めた。尤も馬鹿正直に身分を明かすわけにもいかず、ここには観光で立ち寄ったということにした。



 お互いの紹介が済むと恵二は早速気になっていた言葉について問いかけた。


「それで……ミヤさんは自分達のことを何やら知っているようでしたが?」


 恵二の質問にミヤは表情を崩さず、笑みを浮かべたままゆっくりと答えた。


「正確には知っているのではなく、あくまでも予想ですが、あなた方は<青の異人(ブルー)>ではないですか?」


 彼女の言葉を聞いた恵二とコウキはお互い顔を見合わせ、頷きあってから返答をした。


「ええ、確かに俺たちは<青の異人(ブルー)>です。でも何で分かったんですか?」


 恵二たちが暴露してもミヤは眉ひとつ動かさなかった。商人というだけあってポーカーフェイスが上手いのか、何を考えているのか掴みにくい人だ。


「失礼ですが、実は先程あなた方の会話がこちらまで聞こえてしまったのですが、あなた方はこの料理を“カレーライス”とおっしゃっていましたね。それでピンときたのです。あなた方が<青の異人(ブルー)>であると」


「?どうしてそれが<青の異人(ブルー)>だってことになるんですか?この料理はカレーじゃないんですか?」


 見た目も匂いも味も正真正銘カレーであった。それに店内の従業員もカレーと呼んでいたし他の客もカレーと呼称していた。注文した時もカレーで通じたのだ。


 訳がわからないと恵二たちは首を捻ると、そんな二人の様子をクスリと笑ったミヤはこう答えた。


「申し訳ありません。言葉が足りませんでしたね。実はここのお店のカレーには必ずお米が付いてくるのですが、我々は“カレーライス”とは呼ばず“カレー”という呼称で統一をしているのですよ」


「「あ!」」


 そう言われた恵二とコウキは同時に思い至った。確かにお店のメニューにはカレーと表記されている。店員や客もカレーという言葉を口にしているが、カレーライスとは誰も言ってはいなかった。


「あなた方<青の異人(ブルー)>の世界ではお米のことを確か“ライス”というのでしょう?しかしこの世界の住人はお米を知ってはいてもライスという言葉までは知りません。勿論カレーライスという名前のことも。そこであなた方の正体を察しました」


 言われてみれば納得だ。恵二たちは予期せぬ地球発祥の料理を目の前に、カレーライスと連呼しながら夢中で食べていた。回りからはさぞかし奇異の目で見られていたであろう。


「でも、どうして貴女はカレーライスという言葉を知っているのですか?」


 いつの間にか復活したのか、横で話を聞いていた茜がミヤにそう尋ねる。


「実はあなた方と同じ反応をした人を私は知っているのです。彼女はあなた方と同じ<青の異人(ブルー)>でした」


 自分達と同じ<青の異人(ブルー)>を知っている。だから正体に気がついた。そう告げられた茜とコウキは驚いていたが、恵二はその人物に心当たりがあった。


「……もしかして千里のことですか?」


「まぁ!ケイジさんはチサトさんとお知り合いなのですか?」


 恵二からその名を聞くとミヤは驚いたような仕草をみせた。どうやら彼女は山中千里のことを知っているようだ。尤もその表情の変化はごく僅かで、これが本当に驚いているのか、または演技なのかとても分かりづらい。


「チサトさんって誰?」


 茜に尋ねられた恵二は、彼女のことを知らない二人に簡潔に説明をした。



「そっかぁ。私たちと同じ日本人かぁ……」


「異世界転移するのって日本人だけなんですかね?」


「いや、英語圏の人も転移してきてたっぽいぞ?」


 コウキの推察に恵二はそう返した。<ミリーズ書店>の創設者であるミリーのことを恵二は二人に告げた。


「ミリーズ書店の方とも懇意なのですね。あそこの創業者が<青の異人(ブルー)>であることは、限られた人しか知らない筈ですが……」


 驚いたことに女商人ミヤはミリーズ書店とも関わりがあるようだ。しかも創業者の正体も知っているのだという。もしかしたら彼女は出版関連に関係のある商人なのかもしれない。山中千里こと売れっ子作家センリ・ヒルサイドとミリーズ書店。その両方に関わりのある彼女のことをそう考えたのも自然な流れであった。


「もしかして、千里の面倒を見てくれている商人ってミヤさんのことですか?」


 山中千里は恵二たちとは違い、誰もいない荒野に召喚されたと話していた。それを偶々通りかかった商人が保護をする形で彼女の世話をし、執筆活動の支援までしてくれているのだそうだ。その商人こそ目の前にいるミヤではないかと恵二は睨んでいた。


 だが想像に反してミヤは恵二の問いに首を横に振った。


「いいえ、当時この世界に来たばかりで困っていた彼女を拾い、現在保護者になっているのはカンタックという名の商人です。ただ彼と私は商売仲間でしてお互い懇意にしております。センリ・ヒルサイド先生の出版をお手伝いしているのも私の商会なんですよ」


 中山千里の保護者はミヤではなかったようだが、その人物とは親しいのだという。当然チサトとも顔見知りだとミヤは話してくれた。


(そっかぁ。彼女は千里の保護者じゃないのか……。商人のミヤさん。んー、でもどこかで聞いた名前なんだよなぁ……)


 先程から恵二の頭の片隅には、ほんの僅かな疑問が生じていた。ミヤという名前を恵二はどこかで耳にしているような気がしてならないのだ。だが今まであった商人の顔を思い浮かべてみても彼女とは一致せず、また誰から聞いたのかもはっきりと思い出せなかった。


(女性の商人……ミヤさん、ミヤさん…………あっ!)


 ミヤという名前について必死に思い出そうとしていた恵二は、ふとあることを思い出した。急いで横に置いていた荷袋の中を漁り出す。恵二の唐突な行動を他の三人は不思議そうに見ていた。


 やがて恵二は荷袋から一枚のカードのようなものを取り出す。それは以前恵二がジルと名乗った冒険者から貰ったキマーラ共和国の入国許可証であった。そしてその入国許可証にはこう書かれていた。



 名前:ミヤ

 職業:商人

 種族:人族

 目的:商品の売買



 恵二の取り出した許可証の名前を見た三人は驚いていた。


「これは……私の許可証?」


「はい。ちょっと困っていた時にジルって名前の冒険者から頂きました。そのお蔭で俺は助かったんですが、まさかご本人にこんな形で会うとは……」


 まだエイルーンを目指して旅していた時の頃、通り道であるキマーラ国に不法侵入した恵二は入国許可証の提示を迫られたことがあった。その時ジルという名の冒険者が横から助け船を出してくれ、この許可証を手渡してくれたのだ。


「そうですか。ジルが……」


「この許可証はお返ししますね。助かりました」


 恵二がお礼を言って許可証を渡すと、ミヤはそれを快く受け取った。


「―――ちょっと待ってください!お二人が話しているジルさんって、Aランク冒険者のジルさんですか?」


 するとコウキがどこか驚いた様子で二人にそう質問を投げかける。


「あ、ああ。俺が知っているジルさんはAランクだったはずだ」


「そうですね。私の友人であるジルもAランクで間違いありません」


 コウキの言葉に恵二とミヤは肯定をする。


「そっか……。ちなみに二人とも、ジルさんとは最後に何時お会いになりましたか?」


 妙な質問をするコウキに疑問を持ちつつも、恵二は記憶を辿りジルと最後に会った時の頃を思い出していた。


「えっと、俺がエイルーンに来る手前だから……丁度一年前くらいか?」


「私は一年半前くらいですね。ここ暫くは会っておりません」


 二人がそう答えるとコウキは肩を落として“そうですか”と呟いた。そういえば確かジルは<神堕とし>の現地調査でラーズ国へと潜入する際にハーデアルト王国から雇われていたことを思い出した。エイルーンでばったり再会したグインからの情報だ。


 グインと再会したことはややこしいので伏せていた恵二であったが、そうとは知らずコウキはジルの身に何が起きたのか気まずそうに説明をしてくれた。



「すみません。ジルさんはぼくたちを庇って……」


 コウキは頭を下げて謝るも、彼には何の落ち度もなく恵二とミヤは気にするなと慰めた。


「心配は要りません。彼はあれでもAランク冒険者です。きっと無事ですよ」


「だと、いいんですけど……」


 普段はおちゃらけている性格のコウキだが、こうテンションが低いとどうも話し辛い。ミヤもそんな空気を察したのか、話題を切り替え始めた。


「それでですね。実は異世界人である皆さまにお願い事がございまして……」


 いよいよ本題に入るようだ。彼女もただの興味本位でこちらに話しかけた訳ではないのだろう。商人である以上、恵二たち異世界人の持つ知識の価値くらいは周知している筈だ。


 だが、彼女の要求したお願いは少しずれていた。


「実は私、あなた方<青の異人(ブルー)>の歴史に大変興味がありまして……よければ色々とお話相手になってくださらないでしょうか?」


「え?私たちの世界の歴史……ですか?」


 茜はキョトンとした表情で尋ね返す。


 てっきりこの世界にはない商品や技術を望むかと思ったのだが、彼女はまず地球の歴史を知りたいのだと告白をしてきた。


「はい。言い伝えでは、あなた方異世界人はこの世界に飛んでくる前の時代にばらつきがあると伺っております。チサトさんにも色々とお話を聞いたのですが、できればあなた方のお国や時代のお話しもぜひ聞いてみたいのです!」


 そう捲し立てた彼女の表情は期待に満ちていた。それは初めて彼女が感情らしいものを見せた瞬間でもあった。千里と知り合いであることや、ジルが死んでいるかもしれないと告げても特に驚いた様子を見せなかった彼女だが、今はお預けを喰らっている子犬の様な表情で物欲しそうにこちらを見つめていた。


「勿論ただでとは言いません。見返りとして相応の物や情報をご用意いたします。ぜひ前向きにご検討ください!」


「えっとぉ……」

「どうしよっか?」


 異世界人であることはあまり風潮したくはない三人ではあったが彼女には既に知られている。しかも彼女が求めている情報はさほど危険なものでもなさそうだ。


 軽く相談し合った三人だが、結局は彼女に押し切られる形で日本の文化や歴史について語り出した。といっても恵二が知っているのは中学生レベルでの浅い知識だ。しかも恵二自身はそこまで勉学に励んではおらず、その上日本から異世界に来て二年ほど経過している為、覚えている史実もかなり曖昧だ。


 結局恵二はたまに口をはさむ程度で、情報提供の殆どは元高校生でそれなりの進学校に通っていた茜が受けていた。




「とても参考になりました!もっと色々と聞きたいのですが、あまりお時間をお取りしても悪いですしね。これはお約束の品です。それとアカネ様とコウキ様のご所望された品物につきましては、もう少しお時間を下さい。三日程あればご用意できるかと思います」


 日が落ちる手前までミヤへ日本の文化や歴史について語っていた三人はヘトヘトであった。それでも彼女はまだ聞き足らない様子であったが、流石にこれ以上恵二たちを拘束するのは申し訳ないと思ったのか、後日機会があればという形で一旦その場を締めた。


 そしてその見返りとして三人が手に入れたのはカレー粉の制作方法であった。恵二自身は料理に余り詳しくはなかったが、それでもカレーが何時でも食べられるようになるというのはかなり魅力であった。また料理が多少できる茜がそれを所望したのも大きかった。


 これだけ人気メニューなカレーのレシピを教えろと言っても断られるかと思っていたが、彼女はあっさりとそれを快諾した。最初こそこちらが貰い過ぎな取引かと思ったが、結局彼女には日が暮れる寸前まで付き合わされた。このレシピは遠慮なく貰っておこうと恵二はカレー粉の作り方が記載された紙を懐に仕舞った。


 そしてカレー粉の作成方法とは別に茜とコウキが要求した物が他にあった。


 それは大量の魔石であった。


 勿論ただで魔石を寄こせというのではなく、大量の魔石をなるべく安価で手に入れられる場所の情報を二人は要求した。それを聞いたミヤは、それなら自分の商会で引き受けられるが、量を用意するのに多少の時間が欲しいと告げたのだ。


(魔石なんか一体何に使うんだろう?)


 疑問には思ったものの、恐らくそれは勇者の使命絡みだろうと思い、もはや部外者である恵二はそれ以上その件には追及をしなかった。



 すっかり遅くまでお邪魔していた三人はミヤに挨拶をすると料亭<サザナミ>を後にした。三人が店を出たのを確認すると彼女は薄い笑みを浮かべながらこう呟いた。


「まさかケイジ君だけでなく、あの二人も同時に訪れるだなんて……。それに大量の魔石、ね。東の方はまだまだ大変そうね」


 そう独り言を呟いたあと彼女は、茜とコウキに依頼された魔石を用意する為の行動を始めたのであった。




「恵二君はどこに泊まっているの?私たちはそこの宿なんだ」


 二人は昨日の夜この町に着いたようで既に宿を取っていた。見るからに高級そうな宿ではあったが、国から支援されている勇者二人にとっては問題ないのだろう。


「いや、俺は今日来たばかりでまだ……。俺も先輩たちと同じ宿に泊まろうかな?」


 余り無駄遣いはしたくなかったが手持ちに余裕はあると言えばある。それに久しぶりにあった茜とコウキには色々と話したい事、聞きたい事があったのだ。


 結局恵二は二人と同じ宿に泊まることにして、その日は寝る前までお互いのことを語り明かすのであった。

9/15 記述の一部におかしな所があったので修正しました。


修正前の内容→ジルの身に何が起こったのか恵二は知らない。


修正後の内容→恵二は既にグインからジルについて聞いていた。


うっかりしておりました。大変申し訳ございません。

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