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話し合い

「腹減ったー」


 そう文句を垂れながら恵二は、到底食べられそうにない腐り骨蛇(スカルスネーク)の首を断った。いくら不死生物(アンデッド)とはいえ、真っ二つにすれば活動停止させられる。


「あー、宿のご飯が待ち遠しい……」


 ガエーシャも愚痴をこぼしながら魔物を撃ち据えていく。魔力が込められた棍棒で薙ぎ払われた迷宮の亡霊(メイズスピリット)は堪らず霧散していく。


「早く帰って一杯やりてぇ……」


 ジェイサムも酒が恋しい様子で、そう口にしながら短剣を魔物へと突きつける。


「―――だあああ!ネガティブ発言禁止!!黙って戦いなさい!余計お腹減ってくるわよ!?」


 珍しく黙々と戦っていたキュトルだったがついに爆発した。どうやら一番限界が近いのは彼女だったようで、愚痴る気力も無かったようだ。最後の力を振り絞るかのように大声を上げた。普段であれば、そんな彼女を諌めるエアリムも無言のままだ。食糧の乏しい日跨ぎのダンジョン探索に皆のモチベーションが下がっていた。


 だが目的地はもう目と鼻の先の筈なのだ。現在恵二たちがいるのは地下裏30階層であった。≪古鍵の迷宮≫のパターンからすると、恐らく31階層へと続く階段の手前に待望の<回廊石碑>が設けられている筈なのだ。


 そんな中、ついに朗報がもたらされた。


「―――ジェイさん。そこの壁が怪しい。多分隠し扉だよ」


 空腹の中でも集中力を欠かなかったシェリーが、一見普通に見える壁が怪しいと告げてきた。


「マジか!?でかした!」


 ジェイサムは早速怪しい箇所に探りを入れる。


「階段?ねえ、階段なの!?」

「やっと到着ですか……」

「<回廊石碑>はあるのかしら?」


 皆が口々に質問攻めするもシェリーは落ち着いた口調でこう返す。


「慌てない。こういうゴール間近での罠が一番危険。慎重に行動するべき」


 シェリーの言葉は、探索職(シーカー)にとっては常識であり格言のようなものだ。当然恵二もジェイサムからそう習っていた。目的地まで後少し、という箇所に強烈な罠が潜んでいるものだと散々言い聞かされた。


「―――大丈夫だ。ただの隠し扉で罠は無い。……それにしても、なんか26階以降ぬるくねえか?」


 隠し扉に罠は見当たらないと告げるも、≪古鍵の迷宮≫の裏ルートにしては罠が手ぬるいとジェイサムは首を捻った。


「いいことじゃない。それに確かに罠の数は減ったけど、相変わらず先へと続く階段は隠されているし、魔物のランクも一応上がってはいるんだから、こんなもんでしょう?」


 キュトルの言うとおり、ここ30階層まで続く階段は全て隠されていた。それを探すのがいちいち面倒ではあったが、罠は殆ど皆無で魔物もCランクが二種棲息していたが、正直言ってそこまでの脅威は感じない。ジェイサムがそう思うのも無理は無かった。


「そうなんだけどよぉ。おっ、これがスイッチか」


 見つけた仕掛けを起動させると、巧妙に隠された扉が音を立てずに開かれた。相変わらず芸術的な仕掛けであった。


「やった!<回廊石碑>があるわよ!」


「やっと帰れる~」


「はいはい。帰るまでがダンジョン探索だよ。皆、気を緩めないでね」


 そう忠告するシェリー自身の口元も、やっと帰れるとあってか緩みきっている。


「ちょっと待ってくれ。先に31階層の様子を見よう。それから転移しようぜ」


 帰ろうとしたキュトル達をジェイサムが引き留める。それに不満な顔をしたキュトルだが、必要なことだと分かってはいたので大人しく従った。


 31階層へと続く階段を降りていく。表の階層は地下30階止まりとあってこの先は本当の意味で未知の領域だ。


「そういえば、ジェイの予想だと終着点は地下裏35階層なのよね?どうして35階だと思ったの?」


「ん?話していなかったか?」


 ジェイサムは恵二に以前説明した内容と同じ事をキュトル達にも教えた。


 まだ≪古鍵の迷宮≫が未踏破だと公にされていた頃、ここのダンジョンは約2年に1階層ペースで成長し増え続けていた事。


 恐らくダミーだと思われるが心臓部(コア)が破壊され、表の階層の成長が30階層でストップしたのが10年前である事。


 そして裏のダンジョンが、表のダンジョンと同じ成長速度だと考えるのならば、10年分のおよそ5階層分は成長している計算だという事。


 ジェイサムの説明を聞いていたキュトルはうんうんと頷いている。納得のいく説明だったのであろう。だが、恵二は今のジェイサムの説明にどこか違和感を感じていた。


(何だろう、妙に引っかかる。何かを見落としている……?)


 奥歯にものが挟まったような、そんな小さな違和感の正体を見つけられず、考え込んでいて気付いたら31階層手前まで降りていた。


 恵二は気持ちを切り替えて新たな階層に探りをいれる。魔力探索(マジックサーチ)で付近にいる魔物の反応を探ろうとしたのだ。


 だが、そんな事をしなくても新たなフロアの様子は一目瞭然であった。


「―――多すぎだろ!?」

「何よ、あの数……!」


 階段から地下裏31階層の様子を伺った6人の目には、魔物が所狭しと闊歩している光景が映った。その種類も多様でアンデッド、リザード種、それに見たこともない獣も見られる。


骸骨の戦士(スケルトンファイター)古苔蜥蜴(グリーンリザード)、あとは……ありゃぁなんだ?」


「───山火事狐(ブレイズフォックス)!?北の雪山なんかに棲息しているBランクの手強い魔物よ!」


 キュトルは北方出身とあってか、その魔物には詳しかった。


「Bランクか……!」


 他にも様々な魔物が棲息していた。種類もさることながら、驚いたのがその量だ。魔物の巣程の密度ではないが、さっきまでの階層が、ほぼ素通り状態に思えるくらいの多さだ。


「もしかして、ここまで魔物が少なかったのって……」


「──ああ、恐らくここから先の階層に配置変えしやがったんだ!」


 恵二と同じ事を考えていたのかジェイサムがそう同調をする。


「なんか、今の光景を見て疲れが一気に増したわ……」


 キュトルがげんなりとした口調で呟く。


「同感。早く<若葉の宿>に戻ろう」


 シェリーも早く帰りたいと口にしだした。


「よし、これで大体の種類は把握した。一旦戻って対策を立てよう」


 ジェイサムも棲息している魔物を把握し終えたようだ。恵二たちはそのまま階段を上がって<回廊石碑>の位置まで戻ってくる。石碑まで辿り着ければダンジョンの外に出るのは一瞬だ。6人は石碑を起動させ転移を発動させる。


 いつも通りの光に包まれ、視界が変わった先に恵二達を待ち構えていたのは、アドガル率いるクラン<到達する者>に所属する冒険者達であった。




「やっと戻ったか……」


 開口一番にアドガルがそう呟いた。どうやら長い間6人が1階層の<回廊石碑>に転移してくるのを待っていたようだ。アドガルと共にいる冒険者達も散々待たされたようで、自然とその目つきは険しいものとなる。


 微妙な雰囲気を感じとった恵二やキュトル達は思わず臨戦態勢を取ろうとするが、それを制したのは先程ぼやいたアドガル自身であった。


「―――待て!俺達はお前らと事を荒立てるつもりは無い。あくまで話し合いをする為に待たせて貰っていた」


 アドガルの弁明にキュトルがすかさず言い返す。


「にしては随分なお出迎えじゃないかしら?とても“話し合い”って人数には思えないんですけど?」


「仕方なかろう?事が“未踏破ダンジョン”ともあれば、我々全員が動くのは道理であろう?」


「「―――ぜ、全員!?」」


 アドガルの返答に一行は愕然とした。彼のクランは総勢70名以上の冒険者が所属していると聞いている。しかもその全員が腕利きといった怪物(マンモス)クランだ。そのクランが総出で初心者用ダンジョンと位置づけられている≪古鍵の迷宮≫を探索しているのだという。


(どうやらアドガルは完全に隠し通路の確証を得たようだな)


 恵二は先日この場所でたむろしていた冒険者達の事を思い出す。恐らく彼らはアドガルの手の者であったのだろう。ジェイサムの読みはズバリ的中していたのだ。


「……それで、話し合いってのはどんな内容なんだ?」


 それまで口を閉じていたジェイサムがアドガルにそう尋ねる。その問いにアドガルはニヤリと笑みを浮かべると、こう提案してきた。


「お前達と手を結びたい。こちらは人員を、そちらは情報を提供する。さすれば確実に我々がこのダンジョンを初攻略できる!」


 アドガルの言う人員、つまり戦力は確かに魅力的であった。しかもつい先程地下裏31階層で、多種多様な魔物が徘徊している光景を見せられれば、その提案は尚更魅力ではあった。


 その提案を聞いたキュトルが横から口を出す。


「そちらの手持ちの情報と報酬の分配次第ね。けどハッキリ言って今の所、これ以上の戦力は不要だわ」


 確かにキュトルの言うとおり、先程下見した31階層は今までよりも厳しそうだが決して無理では無い障害だ。それに、彼らが隠し通路の事をどれだけ掴んでいるかにもよる。まだその場所の糸口さえ見つけていないのであれば、こちらが支払う代償の方が大きいように思える。


 更に最深部を初踏破した者にはダンジョンから報酬が与えられるのが通例となっていた。どういう仕組みなのかは分からないが、ダンジョン最奥の部屋には宝箱が用意されているようだ。そのどれもが超貴重なレアアイテムなのだとか。協力する人数が増えれば当然報酬の分配問題も浮上する。それらを考慮してまで組む価値があるのか甚だ疑問であった。


「だが、仮にダンジョンの裏ルートが存在し、尚且つ30階層より深ければ、それこそ魔物の数やランクも増すだろう?それに、昨日から神聖魔術が使えなくなっているようだが、そちらの彼女は厳しいのではないのか?」


 アドガルの指摘にガエーシャは僅かに反応をする。どうやら神聖魔術が使えないのはダンジョンの外でも同じ様だ。


(これはやはり<神堕とし>の影響?エイルーンにまで拡がったってのか!?)


 ガエーシャとは別の意味で恵二も反応をする。そもそも自分がこの世界に呼ばれた理由こそが、この<神堕とし>なのだ。その使命を仲間に任せて放ってまで恵二は自分の夢に向かってここまで来た。にも拘らず依然<神堕とし>の影響下にあるのも皮肉なものだと恵二は自嘲した。


(何時かは俺も、この件にけりをつけなければならない日が来るのかもしれないな……)


 だが、今は目の前の、未踏破ダンジョンの攻略に心血を注ぎたい。それが自分に夢の一助となる探索職(シーカー)の技術を教えてくれた師ジェイサムへの唯一の恩返しだ。


 恵二が考え事をしている間にジェイサムは黙ったまま考え込んでおり、キュトルはアドガルとあれこれ探り合っている状況だ。だがこの話し合いがどんな結果になろうとも、恵二はジェイサムの考えを尊重しようと心に決めていた。


 そして決断は下された。


「悪いが、お前とはやはり組まない。俺達は俺達で攻略を目指す」


 長く考え込んでいたジェイサムだが、そう口にした彼の目には一点の迷いも見られなかった。それを感じとったアドガルもそれ以上は追求しなかった。


 だがその代わりに彼は突然、この場でその様子を見守っていたクランメンバーや他の冒険者達に大声で告げた。


「いいか、良く聞け冒険者達よ!此度の騒動は、ここ≪古鍵の迷宮≫に新たな裏ルートが隠されている事実の発覚から始まった!我々<到達する者>は全力で攻略に当たるが決して邪な真似は許さん!隠し通路を強引に聞き出そうとする者、ライバルの寝首をかこうとする不埒者は我がクランメンバーは勿論、それ以外の者も我々が断ずる!そう周りに伝えて置けい!」


 アドガルはこの場に居る全ての冒険者へそう宣言してみせた。それを聞いた冒険者達は様々な反応を見せる。中には隠し通路の存在を初耳だった者もいたようで、てんやわんやの大騒ぎであった。


「……アド、恩に着るぜ!」


 ジェイサムが昔の呼称でアドガルに礼を述べると、彼は不敵な笑みを浮かべてみせた。


「気にするな。どうせ最後には我々<到達する者>が初攻略させて頂く。それが終わったらまた改めて勧誘させてもらうぞ?」


「いい加減諦めろよ……」


 そう口にしたジェイサムの表情は、普段ほど嫌がっているようには見えなかった。


「まぁ、確かにこれで強引に情報を聞き出してくる馬鹿は減ったかしらね?」


「それでも実力行使の馬鹿は出てくると思うよ?」


「そうね、だから馬鹿って始末に悪いわよね」


「と、とりあえずお馬鹿な人には気をつけて、身を引き締めていきましょう!」


 うちの女性陣達は馬鹿馬鹿連呼して注意を喚起する。確かにここまで隠し通路の件が公になると、当分自分たちの身の回りも騒がしくなるだろう。油断しないに越した事は無い。


「さあ、売るもの売って、さっさと食べて寝るぞ!」


 心労は溜まる一方だ。早く温かいご飯にふかふかベッドで身を休めたいと恵二は思った。




「おお、皆無事だったかい?帰りが遅いから心配したんだよ!」


 冒険者ギルドへ向かうと、ホルクが恵二たちを嬉しそうに出迎えてくれた。早速いつもの部屋へと通されると、6人が戻って来た事を喜ぶと同時に事情も尋ねられた。


「ああ、悪いな。ちょっと日跨ぎで潜っていたもんでな」


「本当だよ。よりにもよってこのタイミングでダンジョンから戻ってこないものだから、てっきり何かあったものかと……」


「このタイミング?」


 ホルクの言葉にジェイサムは聞き返す。


「ああ、君たちは潜っていたから知らないのかもしれないね。<神堕とし>の影響が、ここエイルーンにまで拡がっていてね―――そういえばガエーシャ君は神聖魔術、大丈夫だったのかい?」


 尋ねられたガエーシャは大きなため息を吐くと、お手上げのポーズをした。


「さっぱりね。そう、やはり<神堕とし>が原因だったのね……」


「心中察するよ。君達神官にとっては辛いだろうに……」


 ホルクは心底憐れんだ目でガエーシャへそう声を掛けたが、本人は意外にもケロッとしていた。


「ま、使えないのなら仕方ないわね。それに、私にはまだこれがあるしね」


 彼女は棍棒を上げて見せてそう答えた。


「君は割とあっさりしているんだね。教会の司祭様や神官さん達は大騒ぎだよ。冒険者の中にも戦力ダウンでパーティを変えたり揉めている人もいるってのに……」


 ホルクはエイルーンに在中する、神聖魔術の術者達の様子をそう語ってくれた。教会の人達にとってはそれこそ一大事なのだろう。なにせ神聖魔術とは“その者の信仰度によって、見返りに神が奇跡を与えられるもの”と定義されているのだ。今まで捧げてきたその信仰の対価が失われたのだから、それこそ発狂してもおかしくはなかった。


 それに神聖魔術を一芸としていた冒険者はもっと悲惨であろう。神聖魔術の使い手は重宝されがちだったが、それしか能がない者は現状はっきり言って戦力外だ。神官をパーティに入れている冒険者達は苦渋の選択を迫られているであろう。


 その点ガエーシャは恵まれていた。キュトルの父から幼少の頃に棒術を教わっていたのだ。勿論彼女の今までの努力もある。それに、一番大きいのは彼女が神に依存していないことにあった。彼女が欲したのはあくまで神聖魔術という武器であって、決して信仰心からなどでは無かった。


先程は仲間の足手まといになると慌てこそしたが、自信を取り戻した彼女に<神堕とし>の一報は、それ程の衝撃は感じられなかった。


「それと、冒険者達の間では別の話題も広まっていてね。≪古鍵の迷宮≫に何かがあるとの噂が―――」


「―――ホルクさん。それについては俺から話がある。皆、いいよな?」


 ジェイサムが何を言おうとしているのか理解した恵二達は、全員が頷き合う。ここまで広まっているのだ。これまで秘密裏に買取してくれているホルクには打ち明けておいた方がいいだろう。


 ジェイサムは≪古鍵の迷宮≫の隠し通路について肝心な所だけは省いてホルクに説明をした。




「――――何!?≪古鍵の迷宮≫に新たなルートがある、だと!?」


「はい、そう耳にしました。冒険者達の間では、今その話題で持ちきりです」


 部下の職員からそう話を聞いた白髪の老人、ハワード・ライズナーは怒りを抑えきれず大声で怒鳴った。


「どういう事だ!そんな報告は全く聞いておらんぞ!?―――アドガルの小童め!依頼の話をすっぽかしてると思ったら、さてはそちらに現を抜かしておるな!」


 “ダンジョンの新ルート発見”そんなビッグニュースが何故自分の元に今頃伝わってくるのか、錬金術師ギルド長、魔術学校の校長といった二つの肩書を持つ自分が蔑ろにされている、そんな気分に老人は陥ったのだ。


「―――もしや、骸骨の蜥蜴(スケルトンリザード)もそこに居るのか!?」


「わ、わかりません。ですが恐らくはそうではないかと―――」


「―――ならば何故のんびりしていられる!?冒険者ギルドに先を越される前にさっさと骨を確保せんか!」


 錬金術師ギルドに勤務する職員を怒鳴りつけるも、彼は困惑した表情で弱々しくこう答えた。


「む、無茶ですよ!話によると、まだ隠し扉さえ見つかっていないようです。それに、我々は非戦闘員の魔術師ばかりです。とてもではないですがダンジョン探索だなんて……」


 職員の男はそう正論を述べるも、老人には言い訳にしか聞こえなかったらしく、より一層のボリュームで怒鳴りつけられた。


「愚か者が!冒険者や傭兵を雇うなりすれば良い!……そうだ!<探究心の館>だ!あそこの探索職(シーカー)こそダンジョン探索にはうってつけではないか!すぐ手配しよう!」


 そう結論をだすとハワードは、職員の制止も聞かずにギルドを飛び出した。



 そのすぐ後の事であった。クラン<到達する者>の探索職(シーカー)が、地下15階層安全エリアにある隠し扉を発見したのは―――。

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