秘密の始まり(2)
前回からの続きです。
引き続き見てくれたらとても嬉しいです。
「え、ちょっ…待って…」
完全に押し倒された俺は、全く状況を掴めてなかった。
「ハァハァ…ちょっとだけ我慢して…ちょっとだけだから」
そう言うと、相葉は俺の上半身に胸を押し当てる感じで、耳を舐めてきた。
「あ、胸、当たってる、当たって…る…」
そう言っている間にも相葉は、右耳の中を掃除するかのように舐めていた。
「やっぱり、予想通りだよ、鷹虎君の耳、すごく…いい…」
耳のそばで言われるとすごく色っぽかった。
「もうやめ…俺の理性が…壊れ…る」
胸を押し当てながらも耳をレロレロと舐められるのは、当たり前だけど初めてだった。
「良い…すごーくいいよ…ハァ…ダメ…ハァやめられ…ない」
俺の右耳の穴のまわりは相葉の唾液まみれだった。
ーごめん相葉、流石にもう無理だ。ちょっと体に触れるけど許してくれ。
そう思って、相葉の両サイドの脇を掴み、無理やり 体をどかした。
やっと自分がやったことに気づいた相葉は、
「ご、ごめん。ちょっと興奮しすぎた。」
「ちょっとのレベルでは…」
「私ね、鷹虎君の耳をね見ると興奮するの…」
「興奮するのって言われても、度合いが過ぎてませかね?」
「うーん、あ!じゃー… お詫びに私のへそ見せてあげるから」
その単語に俺の体はビクッ!と跳ね上がってしまった。
「好きなんでしょ?へそが…」
「いやー、そ、そんなことないよー」
完全に目が泳ぎ、棒読みになっていた。
「わかるよー、だって、体育のとき高飛びでずっと、飛ぶ姿じゃなくて、へそを見てたもんね」
ここで、なんで俺が女子のへそを見てるの知ってる?とは聞けなかった。
「 バレバレだよ〜?」
そう言って、制服の間からへそを見せてきた。
今回も文の構成やらめちゃくちゃですみません。