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春空カノン  作者: 兎乃井メライ
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【第六楽章】 嵐の夜

 公園の入り口で美香と別れて家に向かい始めた頃、辺りはもう薄闇に包まれて夜に向かい始めていた。

 少し風が出てきた。空を流れる雲の速さは相変わらずで、煙のように黒く不気味にうねって見えた。


 ――やっぱり雨になりそう。


 公園の花見客たちは気の毒だな。そんなことを思いながら、あたしは足を速めた。




 家に帰ると、ママが急いでいる様子で廊下に走り出てきた。

「あ、透子お帰り! ごめんね、急いでて。これから出かけるの」

 巻き髪を下ろして白のアンサンブルスーツを着たママは、廊下の壁に掛けてある鏡の前に立ってピアスをつけ始めた。

「友達とごはん食べてくるわ。たぶん、飲むからちょっと遅くなる」

 聡太の靴の隣にローファーを揃えて脱いで、あたしは廊下に上がった。

「車で行くの?」

 靴箱の上に置いてあるブランド物のバッグをあたしは見た。バッグの口から、同じブランドのキーケースが見える。

「飲んだら運転はダメだよ、ママ」

 ママは一回飲酒で捕まっている。さすがに心配になってあたしは言った。

「わかってるわよ、気をつける。昔は何杯飲んでも平気だったんだけどねえ、最近はめっきり弱くなっちゃったからほどほどにするわよ」

 ひらひらと手を振ってみせて、ピアスをつけ終えたママは髪の毛や化粧の具合を鏡で確認した。

「気をつけてね、雨になりそうだから」

 玄関のドアを振り返る。風にざわめく木の音が聞こえる。さっきよりもまた強くなったみたいだ。

「あらほんと? そうそう悪いけど、今夜は店屋物とってくれる? お金はテーブルの上に置いておいたから」

 くるりと一回りして、ママはスーツの具合も確かめると鏡の中の自分に頷いて階段へ小走りに向かう。そして二階へ向かって大声で呼びかける。

「聡ちゃーん! じゃあ出かけるから。おねえちゃんと出前とって食べてね」

“おねえちゃん” 久しぶりに言われた気がした。

 なんかちょっとくすぐったい。

 言い終えると、ママはストッキングで滑るのかぎこちない走り方であたしの前を通り過ぎ、玄関に降りた。

「じゃあ、よろしくね透子。パパにも何かとってあげてね。――あら、何か落ちてるわよ」

 パンプスを履いて振り返ったママの目があたしの足元に止まる。

 言われてあたしは下を見た。

「じゃあ行ってくるわね!」

 陽気に言い置いて、ママは出て行った。ドアが慌しく閉まる。

 あたしは屈んで、足元に落ちている三枚の白い花びらを拾い上げた。


――あーあ、散っちゃったか。


 制服のポケットに挿していた小さな枝をあたしは取り出した。

 さっき公園で摘んできた桜の花。押し花にしようと思ったんだ。

 でもきれいについていた花びらは、軸を残して三つのうち二つが裸になっていた。


 こんなにもろいんだ、桜って。


 風からかばうようにして持ってきたつもりだったのに。

 あっけなさにあたしは少し戸惑いを覚えた。

 どうしようもない、この儚さに。


 花びらを拾って上着のポケットに入れた。

 玄関のドアが風に軋む。

 嵐の音が近付いていた。





 二人で相談した結果、夕飯はピザをとることになった。

 てりやきチキンとマルゲリ―タどっちを注文するかで軽くもめたけど、じゃんけんであたしが勝ってマルゲリータを頼んだ。

 二十分後くらいにピザが届き、あたしたちは居間でテレビを見ながらおまけでついてきたコーラをコップに分けて夕飯をとり始めた。

 そして最後の一枚をじゃんけんに負けて聡太にとられた時、雨が降ってきた。かなり大ぶりだ。閉めたカーテンの向うから、雨が地面と雨戸を叩く激しい音が聞こえてくる。

「ねえ、二階って窓全部閉まってるかな」

 テレビの音に被さるほどの轟音に、あたしは天井を見上げた。聡太がさあ、と肩をすくめる。心配になってあたしは立ち上がった。

「ちょっと見てくる」

 居間を出て、あたしは階段を駆け上がった。

 ゴロゴロという不吉な音が、雨音に混じって聞こえた。


――やばい。


 あたしは急いで自分の部屋、聡太の部屋、両親の部屋の戸締りを確かめて再び階段を駆け下りた。

「やだなー、雷鳴ってきたよ」

 ちょっと寒気を覚えて両腕をさすりながら居間に入っていくと、聡太はテレビの前にしゃがんでいた。

「何してんの、聡太」

「借りてきたDVD、見ようかなと思ってさ」

 テレビ台に置いてあるDVDプレイヤーにディスクを入れ、リモコンを持って聡太はソファに座った。

「おもしろいやつ?」

 クッションを抱えてあたしも隣に座った。地鳴りのような低い音がまた聞こえた。

「ううん、怖いやつ。ほんとだ、雷きそうだね」

 クイズ番組を映していた画面が切り替わり、真っ暗になった。聡太がリモコンで音量を上げる。

「ちょ、ちょっと! なんでこんな時にホラー映画なんて見るのよ。やめてよ」

 あたしは思わず聡太の腕を掴んで引き止める。冗談じゃない、ただでさえ雷は苦手なのに。でもホラー映画好きの聡太にあたしの願いは聞き入れられない。

「逆におもしろいじゃん、雰囲気盛り上がって」

「おもしろくないっ。後で見てよそんなもん」

「だって明日返却だし。嫌なら見なければいいじゃん。テレビ見たいなら、自分の部屋に行ったら?」

 にやついた口元で聡太がからかうように言った。

 くそう、わざとだ。聡太はあたしが雷が鳴っている時に一人でいられないのを知ってるから。

 薄笑みを浮かべたまま、聡太は顔をすいと画面に向けてしまった。

 映画が始まる。

 悔しい。でも強がることも出来なくて、あたしはソファの上でクッションごと膝を抱えてテレビ画面を見据えた。


 誰かの視点で物語は始まった。

 暗い家の中、音もなく場面は進んでいく。

 キッチン、居間を通りすぎ奥の部屋のドアを開ける。中のベッドでは大人の男女が寝ている。それを確かめ、部屋を出ると今度は二階へ――……


 あたしはクッションに少しずつ顔を埋めていく。でも目が離せない。怖い物みたさ、ってやつだ。


 二階へ上がった誰かは、階段の近くの部屋のドアを開けた。子供部屋のようだ。中に入り、ベッドの前に立つ。女の子が寝ている。


 ちょうどその時、太鼓を何重にもしつこく叩いたかのような派手な音が響き渡った。

「ぎゃーーーっ!!」

 あたしはびっくりして逃げ出そうとして失敗して、ソファの下に転がり落ちた。

「バカじゃねーの。パンツ見えたぞ」

 聡太が爆笑した。

 デニムのスカートのお尻をおさえてあたしは振り返りざまに聡太をにらむ。

「すけべっ。だってびっくりしたんだもん!」

「透子は怖がりだよなぁ。普段は飄々としてるくせに」

「ヒョウヒョウて何よ」

「ドジで臆病なのにクールぶってるってこと」

「うそだ、絶対。あんたの解釈でしょそれ」

 またでかい衝撃音がとどろいて、あたしはぎゃーと頭を抱え込んだ。――確かにカッコ

つかない。

「もう止めてよー」

 思わず弱音がでる。だって嫌いなものは仕方ない。雷とは触れ合えないんだもの。努力

して食べられるようにはなった酢豚とは違うのだ。

「オレに言われても天気の機嫌とるのは無理」

「あんたはまずそのビデオを消すの〜!」

 少しでも恐怖を減らしたくてわめけば、呆れた様子で私を見下ろして、はいはい、と聡

太はDVDのリモコンを取った。

「そうやって嫌なものは嫌って言えばいいのに。やせ我慢するよりずっと簡単だよ」

 黒に切り替わったテレビ画面をあたしはにらんだ。


――聡太は近ごろ小言が多い。


 しかもわざと思い出させるように言う。バカみたいに成長したら、中身までどんどん生意気になってく。

「あたし、お菓子持ってこよ。トムアンドジェリーかけといて」

 きかなかったふりをして立ち上がった。

「えー、あんな昔のアニメ?」

「いいの! こないだ安売りしてたDVD買ったじゃん。まだ見てないし。プレーヤーの横にあるよ」

 えーと不満げな聡太を置いて、あたしはキッチンへ行った。

 戸棚を漁り始める。たしかポテトチップがあったはずだ。


“素直になればいいのに”


 何かと聡太は言う。

 気遣っているつもりなんだろう。だけど、それがあたしに劣等感を植え付けるんだ。

 あたしは聡太みたいに頭がよくないし、器量がよくもない。

 でも今までに蒔かれた強がりの種はたくさんあって、すぐ芽を出すから簡単には取りのぞけない。

 土から替えないとだめなんだ。あたしがちっぽけなプライドを捨てないと。

 だけど、自分を変えるには時間がかかる。長年身についたクセとか性格ってもう自分の一部で、簡単に付け替えられるものじゃない。形が合わなければ、元に戻ってしまうんだ。頑張って形を合わせてみようとしたこともあったけど、無理矢理ねじ込むほどの根性は私にはなくて。結局もとの鞘に収まってしまった。

 我慢することでうまくいってるなら、そのほうがあたしにとっては楽ちんだった。

 だったら変える必要なんて、きっとない。


「透子、始まったよ」


 あれないや、ポテトチップス。

 聡太の声に、あたしはとりあえず棚の奥に入っていたミルキーの袋を引っ張りだしてリビングに駆け戻った。

「コーラ、なかったっけ?」

「ないよ、さっきピザについてきた分しか。お茶ならあるよ、飲みたいなら自分で持ってきな」

 ちぇ、と舌打ちして聡太はソファから立ち上がった。

 ソファを背もたれにして床のラグの上に座り、あたしは袋からミルキーを一粒拾い上げた。

 テレビの中ではお決まりのネズミとネコの追いかけっこが始まっている。

 包みをむいて、ミルキーを口の中に放り込む。


――甘い。かわいい、和む。リラックス出来そう。このまま雷様のお怒りが落ちなければ。


 ゴロゴロと唸る声はまだ止まない。

 まるで滝井の説教みたいだ。滝井の雷はどかーんと一度大きく落ちて、その後はくどくどねちねち続く。それと同じ要領なら聞き流せるんだけど、空のご機嫌は滝井よりも気まぐれだ。飽きさせずにびびらせるのが仕事だなんてタチが悪い。

「――まーたその、変なクセ」

 そんな呆れた声がして、ガラステーブルの上にお茶の入ったグラスが置かれた。赤いラインが入ってるからあたしのコップだ。

 ソファに戻って聡太が青いラインのグラスを口元で傾けた。その目はあたしの手元を見ている。

 自分の手の中の、細くねじってわっかにしたミルキーの包み紙を見て、あたしは「あ」と呟いた。

「透子は手癖が悪いんだよなー。ファミレスのおしぼりとかナフキンとか、気付くといつも破いたりくしゃくしゃ折ったりしてるし」

 行儀悪い、とママの真似をして聡太が眉間に皺を寄せた。薬指サイズの指輪くらいに丸くしたもと包み紙だったものを、あたしはテーブルの上に放り出した。

「うるさいな、わかってるよ。ついよ、つい」

 いけない、いけない。

 手持ち無沙汰になると、近くにある紙やごみをいじり始めてしまうのがあたしの悪い癖だった。ママが嫌がるからやらないように意識してきたのに。

 口止め料、と手を出してきた聡太にミルキーを二つ渡して、あたしはアニメに意識を戻した。お茶ありがとう、って言いそびれてしまった。

「このアニメってさ」

 続けざまに聡太が言った。

「どっかの国の評論家によれば、暴力的なんだって」

「なんで? ネコがネズミを追いかけるから?」

「そお。虐待に値するんじゃないかって意見があるらしいよ」

 なにそれ、とじゃれあいにしか見えない二匹から視線を外して聡太を振り返り、あたしは再び「あ」と声を上げた。

 ミルキーを口の中で転がしながら、聡太が怪訝そうな顔をする。だけどあたしが何に反応したのかに気付くと、どこか気まずそうにふっと笑い零した。

 聡太の手の中、そこにはさっきあたしが手放したのと同じ包み紙の指輪があったのだ。

「人のこと言えないじゃない。誰が手癖が悪いって?」

「ちーがうって。これは」

 テーブルに投げすてて、聡太が反論しようとする。だけど珍しく戸惑って目が泳いでいる。いつもの余裕がはがれ落ちて、うぶな15歳の顔が覗く。

「何が違うのよ。言い訳はみっともないぞー」

 勝ち誇ったような高揚感が沸きあがってきて横目で見てやると、聡太はお決まりのへの字口になった。

「透子が変なクセ持ってるのが悪い。透子のがうつったんだ」

 首席入学の秀才が言うには子供じみた言い草に、あたしは笑った。

「人のせいにする気ぃ? それはあんたがあたしの真似ばっかりしてたからだよ。お姉ちゃん、お姉ちゃんていつもまとわりついてさ。金魚のフンみたいに」

 今ではそんな面影もないけど。

 でもテーブルの上の二つの小さな輪が思い出を引き寄せてくる。

 ただの小さな紙くず。だけどこれは、あたしたちが確かに長い間を一緒に過ごしてきた証のように思えた。

「……癖まで同じなんておかしいの。血が繋がってなくても、姉弟って似ちゃうもんなのかなあ」

 ポンプで押し出されているようにおかしさが込み上げてくる。たいしたことじゃないのに、写真におさめてとっておきたいような気持ちだった。


「――違うよ」


 ほっこりとあったかくなったあたしの中に、聡太の呟きが一粒の雨みたいに落ちてきた。


「誰よりも、傍にいるからだよ」


 その時だった。

 カーテンのわずかな隙間からピカッと閃光のような光が見えたかと思うと、辺りを震動させるくらいのとてつもなく大きな雷鳴が轟いて、急に部屋が真っ暗になった。

「きゃーーっ!!」

 心臓が飛び跳ねる。雷の音か自分の叫び声かどっちに驚いたのかわからないまま、あたしは頭を抱え込んで床に蹲った。

「やだーっ! やだやだ怖い怖いーーっ!!」

 二度目の大太鼓がドドーンと鳴り響いた。絶対、絶対に落ちた!

 逃げようと這いつくばって前に進もうとして、あたしはテーブルの角に思い切りおでこをぶつけてまた「ぎゃー」と悲鳴を上げた。

「そうたっ、聡太どこ!? あんた男でしょ! おねえちゃんを守りなさいよー!!」

 ズキズキするおでこの痛みに悶えながら涙声を張り上げる。もうパニックだった。ぎゅっと目を瞑っておでこを押さえたままうつ伏せに丸まっていると、Tシャツの襟をぐいと後ろに引かれた。

「ここだよ。まったく停電ぐらいでバカみたいに騒ぐなよな」

 呆れるほど冷静な聡太の声が、大音量のテレビのノイズみたいな雨音を割った。

「早く……電気つけてよお〜」

「そのうちつくよ。雷がおさまれば」

 襟首をつかまれたまま、あたしは暗闇でじわっと滲んだ涙を両手で拭った。心臓がバクバクいってる。……寿命が縮みそう。さっきの瞬間であたしは持てる力を使い果たしたかのように脱力してしまっていた。

「なに、泣いてんの?」

 にやついた声が暗闇の中で訊いてくる。あたしは鼻を大きくすすった。

「泣いてない! ちょっとびっくりして鼻水が出ちゃっただけだもん」

「きたねえなあ。弱虫、透子」

 聡太がソファから降りた音がした。ふわりと温もりが漂ってきた。

「ティッシュ、どこだっけ」

 聡太が動くたびに、背中と背中が軽くぶつかる。触れた場所に体温の跡がじんわりと残っていく。

「……ねえ」

 心を静めようと、あたしはゆっくりと息を吐き出した。

「寄りかかってもいい?」

「うん?」

 聡太が体を起こした。背中がぴったりと重なる。あたしはそのまま重心を聡太の背中に預けた。


――あったかい……。


 熱いお湯に沈んでいくように、体温が溶け合っていくのを感じた。

 ほとんど変わらない同じ温度。ゆっくりと大きく深呼吸すれば、瞬く間に安心感が弛緩した身体中に広がっていく。

 不思議。

 人の体温てこんなに安心するものなんだ。さっきの雷のせいで彗星のごとく落ちてきた大きな恐怖心のかたまりが、ゆっくり溶けていくような気がした。

「――重い。押し潰すなよ」

 聡太がわざと背中を押し返してくる。けどそれは一度だけで、あたしの重みを受け止めてじっと座ったまま黙り込んだ。

 風にあおられた強い雨がガラスを叩く。大ホールに湧いた拍手みたいに、盛り上がったり弱まったり。

「――ねえ」

 膝をたてて両手を回し、あたしは自分の温度を抱き締めた。聡太の背中がかすかに動く。

「なに?」

「さっきなんて言ったの? 雷が落ちる前」

「…………」

 呆れたようなため息が聞こえた。

「……バカ透子」

「なんだって?」

 どん、と背中で聡太に体当たりする。バカバカって言うな。

「――姉弟になったからって、ただそれだけの理由で似るわけないだろ」

 お返しがくると思ったのに、聡太の背中は静止ししたままだった。怒っているのか、声がだんだん低まっていく。

「血の繋がりはないんだから。オレは――」

 チカっと蛍光灯が点滅した。


「透子のこと、姉さんだなんて思ってないから」


 電気がついて、ぱっと部屋の中が明るくなった。聡太の背中の温もりが離れる。立ち上がり、何事もなかったかのように部屋を出て行く。


――なんで……?


 一瞬ショックで血の気がひいた。

 言い捨てられた最後の一言が、頭の中をぐるぐる駆け巡る。 


――どういうこと?


 今度は顔がかあっと熱くなる。

――存在を、否定されたような気がした。


 

 DVDが消えて、深い洞窟みたいに真っ黒なテレビ画面が涙で滲んだ。

 雷鳴を追い払うように、大粒の雨の音は一層激しく雨戸を叩き続けていた。



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