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初めてのクエスト

「どのクエストをやろうかな」


俺はギルドのクエストが載っている提示番を見ながらそう呟いた。いろいろなクエストがあるが自分のランクより上はできない。Eランクのクエストはほとんどがバイトと同じようなものしかない。つまり雑用扱いをされるのだ。だが一つだけいいクエストがあった


「お、このクエストにしよう」


そのクエストの内容とは薬草を5個届けてほしいというすごく簡単そうなものだった。期限は3日後までらしい。報酬は銀貨2枚。早速やってみることにした。


しかしこの世界で戦争なんか起きてないじゃん、もしかしてあのフィルという女に俺は騙されたのかそれとも戦争はまだ始まってないときに来たのか、まあファンタジー世界に特別に行っていいという許可をもらったから許すことにしよう。

薬草を探すか…しばらく歩いていると雑草を二つ見つけた。


「薬草ってこれだっけ」


あれ?どれが薬草だ?いやどれも違うかもしれない、わかんないから全部とも持っていくか。俺は最後目の雑草を引っこ抜いたその瞬間後ろから気配がした。何かがこっちに近づいてくる俺はそう思い後ろを振り返った。


「うあぁぁぁ!!」


なんとそこにはオークがいたのだ。

俺は武器を持っていない、どうする…このまま逃げるか、いや無理だ俺の体力では逃げてる途中に死ぬかも知れない、じゃあどうする

冷静に考えよう冷静に…あ、いいこと思いついたこの雑草を投げるか、でも全部投げるともったいないから一つだけ投げるか


「えい」


投げた瞬間草から火がでてきた


「ぐおぉぉ」

どうやらオークを倒したようだ。さっきの草はもしかしたら火炎草かな、食べたり投げたりすると草から火がでるやつ、もしかしたらそうなのかもしれない。まあとりあえずここらへんには何もなさそうなので他のところを探すことにしたしばらく歩いていると何かを見つけた。


「なんだこれ」


そこには汚ならしい宝箱が落ちていた。開けるか…どうするもしかしたらミミックの可能性もある。この世界にもミミックがいるらしい、かなり危険なモンスターでランクB以上じゃないとクエストでは受けられない。もしこの宝箱がミミックだったらヤバいな、でも町に近いところだしこんな危険なモンスターはいないだろう


「とりあえず開けてみるか」


汚ならしい宝箱を開けてみると中に金が入っていた。銀貨が10枚もだ


「うおぉぉ、金だ、しかも銀貨10枚も」


ってかミミックじゃなくてよかった…

どうやらの世界では銀貨は日本円にすると一枚100円、つまり10枚だと1000円、この世界ではけっこうなお金になるらしい、この世界の金は銀貨・金貨・大銀貨・大金貨の順番になっている。この金はランシェー王国でしか使えないらしい。でもなんでこんなところに、まあいいかとりあえず金を手に入った。


「そうだ、クエストの途中だった」


薬草を探すか、もしかしたらこういう場所にあるかもしれない…適当にそこらへんを漁ってみると薬草らしいものが沢山でてきた。もしかしたら俺って運がいいのかな


「とりあえずこのぐらいでいいか」


もうそろそろ 町に戻るか、確かこの道だったような…


ヤバい完璧に道に迷った、どうするか、右か左か、どっちだ、迷っているうちに辺りが暗くなってきた。早くしないと、あ、そういえば占いとかで左に行った方がいいというの聞いたことがある。とりあえず左に行ってみよう


歩くこと約30分やっと町についた。

あの道でよかったんだな、あれで右行ってたら今ごろ…


そう思いながら歩いているとギルドについた。

「あの、薬草5個持ってきました」


「ご苦労様です、初めてのクエストは大変だったでしょう」


「ええ、途中で迷子になりそうだったので」


「そうでしたか…あ、クエスト完了しましたそれと一つ毒消し草が混じっていたのでお返ししす」


「あ、それは毒消し草だったんですか」


なんだ毒消し草か、もっといい物かと思ったけど


「はい、クエストを完了しましたので報酬を差し上げます」


銀貨2枚、それにさっき宝箱に入っていたのが銀貨10枚、あわせて12枚。これで何か買える


「そうだ武器を買ってこよう」


武器屋さんってどこだ、もう夜だし店はしまったのかな、


「いや明日にしよう」


今日はいろいろと疲れたし、しかも寝る場所も考えてないし、寝る場所どうするか…外だと風を引くし、誰かに聞いてみるか、あそこにいるばあさんに聞いてみよう


「すみません、ここらへんに宿屋みたいなのってありますか」


「宿屋かい?、それならあそこをしばらく真っ直ぐいったところにあるよ」


「あそこを真っ直ぐですねありがとうございます」


宿屋はあるみたいだけどいったいいくらかかるん

だろう、とりあえず行ってみるか


歩いて5分後


「ここか」


思ったより綺麗だ、二階建てで木造でできている

もっと小さな建物だと思ったけど


入ってみるか


「いらっしゃいませー、泊まりですか?」


「はいそうです、空いている部屋はありますか」


「ありますよ、二階の奥の部屋ですがいいですか」


「はい、二階の奥の部屋ですねわかりました」


どうやら空いている部屋があった、その前に風呂に入るか


「明日からどうするか…」


金は銀貨が12枚何に使うか…


そうだ武器を買ってこようまだ何もないし、よし明日武器を買おう、俺は早めに風呂からでてすぐ寝た

モンスターデータ↓



オーク LV26 HP279 MP 42


攻撃力32 防御力28


素材 オークの肉 ・頭など ランクB

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