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第八百九十四話 魔王の罠編
御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。
孫左京は魔王が呼び出した魔物達を倒すために樹里の元に駆けつけました。
「お師匠様!」
左京は樹里に迫る魔物を電光石火の早業で倒します。
「お猿さん、ここは大丈夫ですから、自在天を」
樹里が言いました。
「お師匠様は俺が守ります!」
左京は魔物を倒しながら言います。
「行かないと嫌いになります」
樹里がそう言った途端、
「左京、行きまーす!」
きんと雲で自在天に向かう左京です。
「こいつらは私達に任せて、左京!」
亜梨沙が扇子を出し蘭が竜巻を起こします。
「お前様、私達も戦いましょう」
遊魔が言いました。
「僕は女の子じゃないと戦わないにゃん」
リックが駄々をこねます。
「お前様!」
遊魔の飛び膝蹴りが炸裂しました。
「待っていた、この機会を」
樹里の目の前にいきなり魔王が現れました。
「樹里様!」
牛魔王と鉄扇公主が叫びました。
蚩尤が慌てて戻りました。