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第八十七話 子供のいない村編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は草原の端で小さな村に入りました。


「今夜はまともな所に寝られるかな」


 孫左京が宿を探しに行きます。


「妙ですね」


 蘭が言います。


「何がよ?」


 亜梨沙が尋ねます。


「わかんないの? 子供がいないのよ」


 蘭がイラッとして言いました。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開です。


「子供なんかいなくていいにゃん。僕は女の子がいれば幸せにゃん」


 リックが言いました。でも全員無反応なので彼は凹みました。


「若い夫婦もいるみたいなのにどうして子供がいないのかしら?」


 亜梨沙が言うと、リックが、


「きっと男共が種なし……」


と言いかけボコられます。


「お師匠様」


 左京が戻って来ました。


「村長に気になる話を聞きました」


「木になる梨ですか?」


 樹里が尋ねます。


「違います」


 左京が突っ込みます。


「草原の反対側に妖怪がいるそうです」


「そうなんですか」


 樹里達は村長の話を聞く事になりました。

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