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第八百六十三話 お色気軍団VS淫魔編
御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。
孫左京は樹里に言われて彼女をきんと雲の乗せ、魔王達の遥か上を飛んでいます。
「今更気づいても遅いぞ、御徒町樹里。我を愚弄した報いは受けてもらう」
魔王はニヤリとしました。
(やはり何かある)
露津狗は樹里の動きに気づき魔王を睨みました。
「食らいなさい、私達の力を!」
鉄扇公主が言いました。
「色気全開!」
女性陣が悩殺ポーズを決めます。
「ブ」
後方から接近していた道人達が鼻血地獄です。
「修行が足りませんね」
九霊元聖と露津狗が澄ました顔で先に行きました。
「戦う前に死にそうな感じだ」
大型きんと雲に残った伏羲が呟きます。
「僕も参加するにゃん」
リックが飛び出します。
「危ないよ」
留守番部隊の馨が言いました。
「我が僕達よ、うぬらの好物ぞ。存分に味わえ」
魔王が言うと魔王の背後から魔物が現れました。
「あれは淫魔!」
蘭が叫びました。