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第八百五十四話 増大する妖気編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、第六天魔王を追撃する事になりました。


 魔王は次々に魔物達を食って行きます。


「うげえ、堪えられねえ」


 孫左京はきんと雲の上からリバースです。


「吐いている場合ではないぞ、猿。魔王が強くなっている」


 露津狗が言いました。


「ねずみ算式に妖気が増大しているぞ」


 霊宝天尊が言いました。


「猿、魔王に魔物を食わせるな!」


 元始天尊が叫びました。


「行くぞ、猿!」


 露津狗が駆け出します。


俯炎驪琉(ふえんりる)様、お力をお貸しください!」


 露津狗の中の俯炎驪琉の力が解放されます。


「がああ!」


 露津狗は次々に魔物達を口から吐く光で消しました。


「おらあ!」


 左京もリバースを止めて攻撃を開始です。


「我らも」


 牛魔王と蚩尤しゆうも魔物達を倒して行きます。


「陽気全開」


 樹里と美女軍団が倒された魔物達を浄化します。


「くそ」


 左京達の動き以上に魔物の出現が多く、さばき切れません。

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