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第八百四十七話 魔王更に進化編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、第六天魔王を追撃する事になりました。
孫左京達が魔物達を倒し樹里達が浄化する中、第六天は確実に崩壊に向かっていました。
「何を企んでいる?」
九霊元聖は魔王の考えを見抜こうとしていました。
「奴の目的は他の天を破壊する事だ。これ以上魔物をここに入れてはならん」
元始天尊が言いました。
「わかりました。では私が食い止めましょう」
九霊元聖が飛び、後から侵入してくる魔物達の掃討を開始します。
「儂も行くぞ」
霊宝天尊が続きました。
「儂らはここが膨張するのを食い止める」
鴻均道人が太上老君と飛翔しました。
「お猿さん、魔物達を殺さないでください。私達が浄化します」
樹里が呼びかけました。
「はい、お師匠様」
左京は陽気の余波で鼻血を垂らして応じました。
「ジジイ共、気づきおったか」
魔王が歯軋りします。
「我は更に進化する」
魔王は巨大化しました。