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第七百八十八話 第六天魔王の反撃編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、第六天魔王を追撃する事になりました。


 追撃隊は鴻均道人こうきんどうじん、三清、孫左京、美子めいず、九霊元聖、露津狗、牛魔王、河東真君、蚩尤しゆう部秘模洲べひもすです。


「お嬢さん方は樹里様達と陛下をお守りください」


 元聖がイケメンになって言いました。


「はい!」


 亜梨沙と女媧じょかが声を揃えて頷きます。


 後から駆けつけた伏羲ふくぎ、そして蚩尤はムッとします。


「心配しないでにゃん。もしもの時は僕が全員面倒見るにゃん」


 リックが言いました。


 直後、遊魔のダブル跳び膝蹴りが決まりました。


「猫は私達が抑えます」


 伏羲と馨が言いました。


(部秘模洲様、ご無事で)


 璃里は目で部秘模洲に伝えました。


 しかし、霊媚阿壇れびあたんに気づかれ部秘模洲は目を逸らします。


「行くぞ」


 左京達が飛び立ちました。


「待っていたよ」


 魔王の軍隊が現れました。

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