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第七百七十五話 樹里覚醒編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、天界が第六天魔王に乗っ取られたので行き先変更です。
男達は三清の到着で盛り返しましたが、女達がまたピンチです。
「樹里、まずいんじゃないの?」
璃里が言いました。
「そうなんですか」
樹里は笑顔全開で応じました。そして、
「遊魔さん、力を貸してください」
「はあい」
遊魔はニコッとして応じます。
「行きます。陽気全開」
樹里が帽子を取り、笑顔になります。
遊魔と璃里も笑顔全開です。
陽気のパワーが偽者の孫左京を消し飛ばし、美子が復活します。
「私も」
美子も笑顔全開になります。
「くお!」
美少年は正体を現します。
只のおっさんでした。
「おのれ!」
陽気の力で消滅するおっさんです。
「さあ、参りましょう」
某テレザートのテ○サのような発言をし、輝き出す樹里です。
「はい」
女達は手をつなぎ、飛翔します。
手を繋いだ事により、全員が輝き出しました。
女達も復活です。