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第七百七十二話 お父さん頑張る編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、天界が第六天魔王に乗っ取られたので男達が天界に向かいました。
その男達も、河東真君と牛魔王、部秘模洲が残っているだけで、後は役立たずです。
「おのれ、分身を使って来るとは！」
河東真君が田路治路を使い、美女を襲わせます。
「その描写は語弊があるだろ！」
河東真君は地の文に抗議しました。
「やめろ！」
孫左京と露津狗が田路治路を阻みます。
「くそ」
河東真君は偽者の樹里と鷺侘を睨みました。
「何を騒いでいるのです？」
そこへ熟女が現れました。
「ママ！」
河東真君は仰天しました。彼の母親が現れたのです。
河東真君は偽の母親に抱きつきました。
顔が怖い上にマザコンです。
「何をしているのだ！」
牛魔王が呆れますが、
「牛魔王さん、頑張ってください」
偽の樹里に言われて、あっさり陥落する牛魔王です。
「俺一人でも戦うぞ、美子！」
部秘模洲は叫びました。
