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第七百七十話 落とされる男達編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、天界が第六天魔王に乗っ取られたので作戦を立てて、男達が天界に向かいました。


 樹里達のところに美少年が現れていた頃、孫左京達は河東真君専用の通路を使って、天界の中枢に向かっていました。


「もうすぐ終点だ」


 先頭の河東真君が言いました。


 左京達は天界の中枢にある河東真君の部屋に辿り着きました。


「くせえぞ、ここ」


 左京が遠慮なく言います。


「仕方ないだろう、私はずっと部屋に戻っていなかったのだ」


 河東真君はムッとして言いました。


 彼らは加藤真君の部屋を出て、天帝が監禁されていると思われる部屋を目指しました。


「あら、皆さん、どちらへ?」


 そこへ絶世の美女が現れます。


「にゃん!」


 リックが反応しました。


「お酒でも飲まない?」


 美女が強烈な流し目で見ます。


 リックと馨はすでに落ちています。


「そうしましょうよ」


 そこへ樹里と鷺侘が現れます。


 左京と露津狗も落ちました。

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