表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
753/1000

第七百五十三話 露津狗奮戦編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、今は東に来ています。


 中臣鎌足の呪術で消されそうな河東真君です。


「私は化け物ではない! 天界人だ」


 河東真君は切れました。顔が怖過ぎてやっぱり化け物です。


「がああ!」


 その時地面の下から露津狗が飛び出して来ました。


「何!?」


 不意を突かれた鎌足は驚いて後退ります。


「亜梨沙殿!」


 露津狗は素早く亜梨沙を救い背中に乗せます。


「ああん、カッコいい、露津狗」


 亜梨沙が露津狗に巨乳を擦りつけます。


「亜梨沙殿、それは止めてくれ」


 真っ赤になる露津狗です。


「僕は?」


 リックがなきながら尋ねます。


「あんたは寝返ったんでしょ!」


 亜梨沙が言いました。リックは焦ります。


「それは敵を欺くためにゃん」


 それを敵陣で言ってはいけないですね。


 露津狗はそのまま戻ってしまいました。


「にゃん!」


 見捨てられて泣き喚くリックです。


 露津狗は亜梨沙を安全な場所に下ろすと鎌足に向かいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ