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第七百五十二話 鎌足の呪術編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、今は東に来ています。


 中臣鎌足は亜梨沙とリックを人質にしています。


「別に殺せば?」


 孫左京が非情な事を言いました。


「猿、化けて出てやるにゃん!」


 リックが泣きながら叫びます。


「左京、私を助けないと、お師匠様にいろんな事をばらすわよ」


 亜梨沙は脅しで来ました。


「左京さん、作戦があるから、ここは従って」


 美子めいずが囁きます。


 ふと見ると、露津狗がいません。


 地中を進んでいるようです。


「我が中臣家に伝わる呪術で貴様らをあの世に送ってやる」


 鎌足が悪い顔で言います。死亡確定です。


「何?」


 地の文に切れる鎌足です。


「受けてみよ、中臣が呪術を!」


 鎌足が何か唱えると黒雲が湧き、雷が起こりました。


「何だ?」


 左京達は空を見上げました。


「悪しき者を祓う祝詞だ。消えよ、化け物!」


 鎌足が言いました。


「誰が化け物だ! 化け物はこいつだ」


 左京は河東真君を指差しました。

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