表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
749/1000

第七百四十九話 第六天魔王の影編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、今は東に来ています。


 樹里の禁じ手の飛竜杖であっさり決着がついてしまいました。


 孫左京が知ったら号泣しそうです。


「都に行きましょう。兄上が危ないのです」


 大海人皇子が言いました。


「そうなんですか」


 樹里達はすぐさま飛鳥の都に向かう準備をしました。


 その時でした。


「どの時ですか?」


 樹里が地の文に訊きました。


 あのですね……。


 地の文が困っていると、


「大儀である、御徒町樹里」


 どこからか声が聞こえました。


「どちらさまですか?」


 樹里が尋ねます。


「我は第六天魔王である」


 声が言いました。


「ご出産おめでとうございます」


 樹里が言いました。


「その麻央じゃねえよ!」


 声は切れました。


「どういう意味だ?」


 いつになく真面目な顔の鴻均道人こうきんどうじんが言います。


「両面宿儺の力は我がもらったという事だ」


「何ですって!?」


 蘭と鉄扇公主が皇子を庇いながら叫びました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ