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第七百三十一話 魔物の正体編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、今は東に来ています。


 樹里達は、何とか怪しい者ではない事をわかってもらい、飛騨の国の支配者である宿儺すくな家の邸に連れて行ってもらいました。


「私が飛騨の国の国主の宿儺太郎である」


 邸の広間に現れたのは河東真君といい勝負の悪人面です。


「今誰か悪口言わなかったか?」


 太郎が言いました。


 樹里が話すとややこしくなるので蘭が代わりに事情を説明します。


「そういう事か。相変わらず汚い事をする男だ、蘇我入鹿は」


 太郎は言いました。


 そこへ孫左京達が駆けつけ、蘭に事情を聞きました。


「お前の生き別れの兄貴じゃないのか?」


 左京は太郎を見て河東真君に言いました。


「私はあんなに不細工ではない」


 河東真君は目が悪いようです。


「うるさい!」


 地の文に切れる河東真君です。


「入鹿が魔物と言ったのは我らが守り神にして正統な倭の後継者である大海人皇子様だ」


 太郎が言いました。

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