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第七百二十二話 妖怪達の話編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、今は東に来ています。


 リックにメロメロにされた妖怪達は付近の漁村の男達をからかっている程度で生け贄に捧げられるほどの悪い妖怪ではありませんでした。


「リック様、どうかここで暮らしてくださいまし」


 泣きながら懇願する妖怪美女達ですが、


「悪いけど、僕には使命があるにゃん。また後でね」


 カッコ良く決めようとしたリックですが、最後にアホ発言をして、


「お前様!」


と遊魔の飛び膝蹴りを食らいました。


「遊魔ちゃんに振られちゃったわね、露津狗」


 亜梨沙が嫌みを言いました。


「すまぬ、亜梨沙殿。これからは亜梨沙殿のみを見よう」


 露津狗は恥ずかしそうに言いました。


「聞いた?」


 嬉しそうに蘭に言う亜梨沙ですが、


「美味しそうだからじゃないの?」


と返され、


「ブヒ!」


と固まる亜梨沙です。


 妖怪達の話で更に東に強い妖怪がいると聞いた孫左京は、


「燃えて来た!」


と張り切りました。

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