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第七十話 王妃反撃編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 猫リックは樹里達を裏切り妖怪に味方しました。


 それもこれも、王妃が好みのタイプだったからです。


 リックは情報を提供する代わりに王妃を要求しました。


「もう王妃様は僕のものにゃん」


 リックの目は変態の目です。


「助けてー!」


 王妃は力の限り叫びます。


「叫んでも無駄にゃん。この部屋は他と離れてるから誰にも聞こえないにゃん」


 すると王妃は、


「そうなの。誰にも聞こえないの」


「そうにゃん。だから早く服を脱ぐにゃん」


 変態道まっしぐらです。


「ならば私も猫を被っている必要はないね」


「え?」


 急に口調が変わった王妃にリックはビクッとします。


「本当は私は格闘家なのよ、エロ猫!」


「にゃんだって?」


 リックは全身の毛が幽体離脱しそうなくらい驚きました。


「は!」


 王妃の高速の掌底しょうていがリックの腹に炸裂しました。


「ギャン!」


 リックはそのまま壁まで飛び、めり込みました。

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